生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

強運の人

2016-06-04 05:24:33 | 日々の暮らし
いつものように、3時に起きてデスクにいます。

昨日の七才の少年の無事保護にホッとしています。
山は怖いですね。

私が5才の時でした、
家族で遠い海水浴に行きました。

その日は波が荒く突然の大波が発生して、多くの人が波にさらわれて亡くなりました。

私も波にさらわれて、随分離れた海岸に打ち上げられました。

私は泣きながらさ迷い歩きました。
すると、海岸沿いを走る電車の音をたよりに歩くと駅を見つけました。
大人のズボンを持って裸で乗りました。
ラッシュでしたので気づく人もなく、皆が降りる駅で降りました。

もっと先の駅だったら良かったのに。

するとよく見る大きな川がありました。

この下流に家があることを思いだし、川に沿って歩きました。

途中知らない子ども達に何で裸なんだ(海水パンツ)と声かけられた。
この川で泳いでいたと言ったら。
こんなに深い川でと不思議がられたが、仲良くなり一緒に釣りをしたりして夕方まで遊んでしまった。

それから、また裸足で歩き出したので、着いたのは夜8時頃だった。
「ただいま!」の声に
兄が
「ギャー!」

「お化けだあ!」

と叫んだ。

両親は驚き、泣いて喜んだ。

水上警察や
救難救助隊の漁船組合に電話していた。

翌朝の新聞で沢山の人がわが家に押し掛けて来ました。
大人は海しか捜索していませんでしたから、私の行動は全く想定外のようでした。

今考えるときっと、ご先祖さまの「お陰様に」導かれ助かったのだと思います。

少年もきっとたくましく成長する事と思います。

一方、父親は後悔していると思います。

しかし、誰しも人生には1つ2つは後悔する思いがあるものです。


大好きな彼女に打ち明ければ良かったとか。

あんなことしなければ良かったとか。

まだ大丈夫です。
人生は修行の場、これから後悔しない生き方をすればいいのです。

それが、これからの運命を変えるからです。

言葉に「運命と宿命」があります。

運命は字のごとく命を運びます。

宿命は生まれながらに持っている。変えられない命をいいます。

家の血筋、場所、才能、体格、健康、性格等。

運命は自分で選択したり、資格をとったり、努力したりで宿命を超えたりすることが出来ます。
私はそれに、自分のためだけにではなく、人の為に努力したなら運命の扉は開かれると思います。

カラオケで歌うのは自分のストレス発散にはなりますが、歌手は人に聴かせる為に歌っているのです。

習い事も自分の為から人に見せる為に制作していれば、芸術性が生まれてきます。

いわゆるお金が貰えるようになるのです。


「結局、人の役に立つことによって私たちは本当の人間になれる」
(マーシャ・シネター)


人のために

生きる人は

運命を操れ


強運の人になれる。


と私は思います。

今日の気づきになれば



今日は夜勤です。
無事でありますように。

合掌
コメント
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