生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

気になるおばあさんの歌

2016-06-15 01:23:49 | 日々の暮らし
随分まえに亡くなった、明るくて歌の上手なおばあさんがいました。


しかし、毎夜寝ながら聞こえてくる歌は

聞いたことがない節で、時々泣いていました。

『泣くもんか
泣くもんか
泣けばカラスが
さわぐだけ

親がないとて
泣くもんか

お月様さえ
一人ぼち
泣くもんか

うー

泣くもんか
(全身突っ張って、
力こめている)

泣いたら
カラスが
さわぐだけ

泣くもんか

泣くもんか』

と繰り返し、涙を流して泣いていた。

なにか彼女の人生の
境遇を歌っているようでした。

聞いても話してくれませんでした。

それが、今日股旅ものの歌詞を見つけました。

「赤城の子守唄」

泣くなよしよしねんねしな

山のからすが泣いたとて
泣いちゃいけない
寝んねしな

泣けばカラスが
さわぐだけ。

坊や男だ寝んねしな
親がないとて
泣くものか
お月様さえただひとり
泣かずにいるから
寝んねしな。

この歌から自分の節で作っていたのでした。

もとは群馬県赤城山の赤城の子守唄でした。


家族の面会のない、
長野県諏訪湖のそばで生まれたあのおばあさんが懐かしく思い出しました。

みんな、いろんな人生
歩んでいるのだと
思いました。

頑張って生きて来たんですね。

昼間は皆を気づかい
明るく歌を歌って和やかにしてくれていました。


話は変わりますが、

20時頃ラーメン、半炒飯、餃子セットを食べて帰りました。


坂道を歩きながら。

すると、鈴の音がずっと鳴ってるのです。


回りに家はない。

私の体にはあんな鈴はありません。

上の方から聞こえて来てます。

止まっても、歩いても
聞こえています。

100メートルずっと。

家の前まで…。

楽しかったです。

手を合わせました。

美味しかった!

鈴の音もありがとう!


合掌
コメント
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