『たまきはる
命死(いのちし)なねば
この園(その)の
花咲く春に
逢(あ)ひにけらしも』
(良寛)
死ぬこともなく、新しい年になって、私も命を長らえたので、このお庭の梅の花が咲く春の日に出逢うことができたよ。
花咲く春が、『命の節目』と呼ばれています。
私も梅の花や、桜の花をこの先いくつ見れるだろうかとつい感慨深く、年を重ねるたびに、四季の美しさを身近に感じます。
この世を去るまで、いつでもどこでも、大自然の偉大なる生命力によって、生きることを
楽しんでいきたい。
いままで生きてこられたことに感謝し、人生て素晴らしい!とさらに生きることを楽しみたいと思います。
また、身近な人が亡くなって悲しむ時もあります。
死ぬことは永遠の命を頂くものと思っています。
生きている時よりも、身近に存在を感じるからです。
神や仏になって復活するからだと思います。
悲しみの時を越えたら祈りましょう。
命の節目を一緒に楽しみましょうと。
合掌