誰かの声がする。「幸運を与えるのです」と。
きっと自分の幸運を願うのではなく、人様の幸運を願いなさいという私への戒めか。
「山は静かに
生を施(ほどこ)し、
川は流れて
魂を浄める
湧き出る泉は
幸運を呼ぶ」
そんな言葉が浮かびました。
貴方も神聖な湧き出る泉を手にして水の聖となり幸運を運びましょう。
気が合う、心が合うということを「あいの風」にかけて、心のあいの風と呼びます。
日本海側の各地で知られている風の名で、海岸線と直角に吹く北風のこと。
昔、自分は丈夫に暮らしていることを京都にいる親や恋しい人に届けておくれとあいの風に訴えたといいます。
私もあいの風に乗せて世界中にいる皆様に真心を届けたいと思います。
「歓喜心(かんぎしん)」という言葉があります。
江戸時代に活躍した、東本願寺の高僧、香月院(こうがついん)の言葉です。
「喜ぶ心」のことをいうのですが、自分に嬉しいことがあった時の喜びではなく、人の幸せのために役立ったことを喜ぶ。「喜ばれる喜び」のことです。
すると神様も微笑んでくれますよ。