[聖書・世の終わりの前兆と迫害]の中で述べた言葉。
「最後まで耐え忍ぶ者は救われます。」
(マタイ・24.13)
「忍耐によって、自分の命を勝ち取ることができます。」
(ルカ・21.19)
イエスはあなたの現在の置かれた立場でも世の終わりの時でも、忍耐し続けなさい。最後にはきっと幸せが得られると述べています。
昨日ベトナムやインドネシアから介護現場に来た若い男女に伝えた言葉が「忍耐」です。
敬愛する故渡辺和子シスターの自戒の句に
「剃りたきは
心の中の
乱れ髪」
(鴨長明)
があります。
(頭を剃って形だけ僧侶になるよりは、まず心の中の乱れた髪を剃って精進することが大事である)
渡辺和子シスターは
自分を愛する人とは、
みじめな自分、いやな自分、傷いっぱいの自分をもいたわることのできる人であり、そんな自分にも愛想をつかさないでこの世にたった一人しかいない自分、しかも一回限りの人生を生きている自分を大切にすることのできる人であると述べています。
またシスターは「人間というものは、失ったものに目を向けず、得たものに目を向けて生きないと駄目」と話している。
例えば、第一志望が落ちても、受かった第二志望で生き甲斐を見つけなさいと述べています。
「神の思いは、人の思いにあらず」という聖書の言葉を確信するためには、いくつかの挫折を経験し、自分の思いの浅はかさに気付くことが必要である。
また、「謙虚さは、はずかしめを受けずには得られない」とも述べています。
心にしみたシスターの言葉を紹介しました。
皆様の心に響けば幸いです。