「春の野に
かすみたなびき
うら悲し」
(万葉集)
春の野にかすみがたなびいていて、なんとなくうら(心)悲しい気持ちになる。
古文を読むと心のことを「うら」と言っています。
例えば、表面に出ている顔を「面(おもて)」といい、隠れている内面を「うら」という言葉で表していました。
このうらが「心」のことです。
そこで出来た言葉に
「心恋(うらごい)」があります。
心の中で恋しく思うこと、恋を意識し始めたころの甘く淡い想いをいいます。
初恋のような感じを古代ではうらごいと呼んだのです。
心恋(うらごい)、切ない胸の内の言葉にカルピスでも飲もうかな。(初恋の味カルピスと宣伝していたから)