大井川は、私が小学校の頃一番開発が進んだ1級河川でした
何が進んでいたかというと、発電ダム開発100%だったのです
これは当時のデータによるもので、どのように算出したかは不明です
確かに水力発電ダムの数は、それ以降増えていません
唯一、水防・保水兼用ダムが出来ただけです
大井川下流域の川幅は1kmほどあります
その内、水が流れている幅は2割にも満たないと思います
川とはこんなものとずっと思っていました
その昔、ここから上流4kmほどのところに木材集積場がありました
今はもうありませんし、どうして無くなったのかとも考えませんでした
その水量、実は中部電力が制御しているのです
発電量を確保するためです
ダムごとに1日当たりの放水量が決まります
寂しい限りですが、水防にも役立っているので仕方ないのかもしれません
その量がさらに減るのではと、今危惧されています
それはリニアモーターカーの営業によるものです
南アルプスにトンネルを掘る計画があります
静岡県下を通過するのは僅かここだけです
このトンネルが大井川の水量を変化させるかも知れないという訳です
地下水脈がトンネルに塞がれないように祈るだけです