きんじよの

銀行の゙帰り、家の近くのコンビニに立ち寄りました。

スマホに課金するためです。

帰ろうとした時、隣組のおばあさんが支払するところでした。

車で送って行くよと声を掛けました。

コンビニの支払は老人には大変です。

おばあさんは店員に現金を渡します。

すると店員は、清算機に手をかざし、『現金』を押して下さい。

店員の゙説明に合わせなんとか画面の現金の文字を押しました。

次に現金を挿入口に入れなければなりません。

今度は私が教えました。

時間を掛けて支払いを終えました。

店員はおばあさんが持っていた袋に気付き、袋を受け取り買った商品を入れてくれました。

袋をぶら下げて、歩いて帰ると言う。

たまには楽するのも良いもんだよ。

駐車場に案内し、助手席のドアを開けおばあさんを座らせました。

シートベルトをしてよ！！

家に向かう途中、最近はデイサービスに毎日のように行っていると話しました。

迎えに来る車の絵柄を聞くと、どうやら母がお世話になった施設のようです。

その話から母の話で盛り上がりました。

そんな会話の中で、もう92歳になったと言い出しました。

いつの間にか90代となっていたのです。

別に暮らしている娘さんが還暦をだいぶ前に迎えていますから当然です。

家の前まで送りました。

ありがとね、と家に入りました。