古稀を過ぎた主夫の独り言日記

主夫の独り言
やれるまでは小学生とサッカー
合唱は再開しました
アフリカの想い出

へんか

2025-01-28 11:12:14 | 主夫のつぶやき
芥川竜之介の雑文を読んでいる。
小説と違い人となりを知ることができる。
『骨董羹』という著述。
大正八九年の作品である。
彼の作品には舞台が中国のものが多い。
上海の街の様子なども真実味ある。
多分何度か、訪中したのだろう。
何故中国に興味があるのか。
骨董羹を読んで成る程と思った。
読書家の彼は古今東西の書を読んでいる。
西洋の書は訳本まで出版している。
中国に関してはどうなのだろう。
間違いなく中国文化に尊敬の念がある。
そして嘆くのだ。
「最近の若者は」と。
西洋にはかぶれるが、中国を知らないと。
もっと文化、文学を知れと。
日本は中国に学ぶことがまだまだ多いと。
私は、成る程と思うのだ。
西洋諸国に当時席巻されていたとは言え。
中国の歴史、文化は優れていた。
学ぶべきは多いのに、若者の目が向かない。
西洋に憧れる前に中国を学べか。
やはり優れた隣国を知ることは必要だ。
あれから百年以上経った今。
今でも中国に学ぶことは多い。
そう思う人は随分少なくなっただろうな。
中華思想は好かないが、得られる事もある。
西洋文学には真似できないことも多い。
好き嫌いでは無く、世界を広く知ること。
まだまだ魅力ある国ではある。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ごねん | トップ | ひざ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

主夫のつぶやき」カテゴリの最新記事