いたたたた

朝１０時から枝打ちをしようと活動を始めた。

目標はジャカランダ。

枝が伸びすぎて、昨夏は物干しが日陰になってしまった。

今は葉がばらばらと落ちる季節だ。

久し振りに枝を伸ばしたのは二年目の枝に華が咲くからだ。

しかし、二階の屋根ぐらいの高さにまでなったので全て切ることと決めた。

５本の枝はどれも４ｍ以上ある。

３．３ｍの三脚を立てて、チェーンソーを持ち出した。

３本は切ることが出来たが２本はチェーンソーが使えない。

そこで今度は枝切り鋸を持ち出して作業を続けた。

チェーンソーと違い一気に切り落とすことが出来ない。

表皮部分を厚く残して枝が垂れ下がった。

その表皮部分を鋸で切り落とそうと数度鋸を振るった。

枝を掴んでいた左手の親指に鋸が当たった。

痛たたた。

慌てて切り口を口に含み血を吸い取った。

次に切り口を水道水に晒した。

染みる。

水を拭き取りサッカー用の救急箱から消毒綿を取り出した。

傷口をしっかり押さえて止血。

続いて傷口に貼付かないサージカルパッドを宛てて、幅広テープを巻いた。

それほど痛みも無い。

今度はしっかり軍手をして残りの作業を続けた。

ついでにキヨミオレンジとサルスベリの剪定もした。

１２時を回ってしまった。