考え事をしていると、不意にこの言葉を思い付いた。
第七世代からヒントを得ているのだろうが、こんな捉え方を聞いたことは無い。
S2世代。
昭和二十年代生まれをひっくるめた世代である。
昭和20年と言えば第2次世界大戦が終結した年だ。
ここからが日本大復活の起点となる。
復活を果たしたのは親の世代だが、貧困という辛酸を舐め且つ大復興を目にした世代である事に間違いない。
昭和23がピークであった団塊の世代を包含する。
この時代の出生数は群を抜いているが、その後も現在の倍以上を維持していた。
親世代は自分が成せなかった事を実現させようと必死だった。
教育にも熱心で大学進学率も急増した。
仕事に就いてからは給与が急激に伸びた世代でもある。
私は団塊の世代の次、昭和26年生まれであるが、私が高校生になる年、最低賃金一万円闘争があつた。
大景気の恩恵を存分に味わった世代と言える。
S2世代は全員が65歳の定年を向かえているが、大企業では未だ影響力を維持している。
挫折という言葉を意に介さない世代かも知れない。
そろそろ次世代、次次世代へ引き継ぐべき世代でもある。
善き相談役として日本の再躍進を早急にサポートしなければならない。
現在の日本は給与面でも、経済面でも韓国の後塵を拝しているのだから。
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