古稀を過ぎた主夫の独り言日記

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ちょっき

2020-10-22 23:35:10 | 主夫のつぶやき
毎日少しずつ、チッキが出来上がってくる。
一目一目縫う手縫いは時間が掛かるし、根気も要る。
手縫いは奥が深い。
昔はすべて手縫いで服は作られた。
洋服作りのプロ達は正確に且つ早く縫えたに違いない。
勿論私はその境地にまで行けるはずが無い。
しかし、一目一目縫っているときに気付くことがある。
針は布に対し直角に入れるべきだ。
母は和裁だったが、手縫いが多かったと思う。
母は左利きで、左手に針を持っていた。
縫うとき右手を上下に何度か動かした。
運針である。
布を上下に動かすだけで針は固定しているように見えた。
そして4,5針刺すと針を送り出し、糸をしごく。
コールテンのように厚手の生地を縫っているのを見たことは無い。
薄手の生地だから出来ることなのだろうが、実に効率的だ。
上下に布を動かすことで針は布に直角に入り込む。
何気なくやっているようで、目は揃い綺麗だった。
和裁は洗い張りをするので縫い目はすべてぐし縫い。
糸の端を切れば簡単に抜くことが出来る。
しかし、私は半返し縫いをするから布目を見ながら一針一針縫う。
この時、針先が狙った目を指さないと気持ちが悪い。
布目を見ることが洋裁では大切のようだ。
いや待てよ、洋裁でもぐし縫いをしていたように思う。
多分、力の掛からない場所はぐし縫い。
場所毎に縫い方を変えるのでは無いだろうか。
などと、針を刺しながら考えている自分がいる。
今回のチョッキも、ここから先はいろいろな縫い方が必要のようだ。
まあ、色々やって経験を積まないと上手くはならん。
少しずつ自信も付いて、次は何を作ろうかと考えている自分がいる。

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