昨日のこと、雨の後中学生がサッカーボールを持ってグランドに来た。
卒団生達だ。
試合も練習も中止になったから利用できると伝えた。
『でもな、終わったらンボを掛けてくれよ。』
『当たり前じゃん』と優等生の回答。
『そうだよな、中学では全員でトンボがけするからな。』
すると、意外な事を言い出した。
『トンボは車で引っ張る。』と。
車では中学生が出来るのか、と聴けば『先生がやってくれる』
先生が練習が終わった後、軽四輪でトンボを牽くのだそうだ。
なんてことだ。
最後のグランド手入れこそ教育なのに。
その教育の場を教師が自ら棄ててしまうとは何事。
礼に始まり礼に終わる。
グランドにもトンボにも感謝する。
物にも存在を感謝するのは神道の影響でもある。
これも日本式の優れた教育である。
合理性だけを追求しては、いけない。
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