鳥居の中に、確実な何かの存在が白く光る。
行者様(天狗様・修行僧)が修行をしていたといわれている場所らしく、
なんとも凛とした清浄な空気。
結構大きな巌谷で、
和歌山 紀ノ川市 桃山町 岩屋権現神社
まだまだこのエリアにこんな神聖な場所がある事に驚く!
そして権現滝。
光が射し、実際には水飛沫が虹の様にも見え、
最高の自然からの贈り物でした。
あとで調べて解ったのですが、
この上に本当の2つの権現滝があったみたいで、
たぶんもう一度来る事になるのでしょうか・・・
張り詰めた空気を後に、
この聖地を護る、いぼいぼの神木に見送られて結界を抜ける。
こんな高い山のてっぺんに、その滝と巌谷は静かに今も残る。
締め括りは、紀の川市中鞆渕
鞆淵八幡神社。
ここも私のお気に入りの社で、西高野街道までもう少し、
いまだに驚くほどきれいな水の川がそばを流れ、
裏山は一回目の奉納登山の竜門山。
社殿後ろに聳え立つ杉が、独特の空間を創りあげる。
ここも高野山と深い関わりがあり、
女神を祀る。
お彼岸・満月の日の魂の旅は、
わが故郷和歌山はまだまだ奥深い事を、またまた教えてくれる。