先日久しぶりにまとまった雨が降った。
ようやく梅雨らしくなってきたような気がする。
普段は流れもほとんどない里川。
だが、先日恵みの雨が降ってくれたおかげで、この日はほどよく増水していていい感じ。
タイトルには"晴れ間に"と書いたけれど今日の天気はくもり。私は雨の中の釣行はキライ。しかしあまりに天気が良いと逆に蒸し蒸ししてしまい、これまたキライ。今日のように風が吹くと少しひんやりするぐらいの曇りがベスト
(わがままなのだ( ̄^ ̄))。
余談だけど、何年か前の梅雨時期に友達と二人で山へ釣行に出掛けた。途中でスコールのようなドシャ降りの雨に打たれ、低体温症になりかけたことがある。
そこは平地と違い、標高1000メートルぐらい場所。気温は10℃だった。
二人ともブルブル震えながらも、なんとか雨宿りできそうな取水施設の小屋を見つけたので、そこで暖をとり命拾いしたことがあった。
ふと、昔を思い出してしまった。
さて、今日はルアーをアップで流すと、チビが果敢にチェイスしてくる。
しかしチェイスしてくるだけで、なかなか口は使ってくれない。
堰堤など大きなポイントからの反応はまったく無い。。。
もしかしたら、連日餌師でも入っているのかな?………などと思いつつ、竿抜けしていそうなポイントを細かく探ることに。
流速があり、やや水深のある瀬にルアーを通してみる。すると石の裏から突然出てきて、反転してから『バクっ』
………って感じのヤル気のあるヤツがようやく出てくれた。
しっかりした黒点が特徴的なヤマメ。
透き通るような紅色の尾鰭
この川にはアマゴは居ない。けれど側線の色があまりに濃すぎてアマゴのようにも見える。
その後、しばらく釣り上がりながら2~3匹追加したけれど、良型からの反応は無かったのでポイント移動………
今度は森の中へ
下流にある里川と違い、虫の鳴き声と水の流れる音しかしない山の中
そーっとポイントに近づき、気配を悟られないようにキャスト
ルアーが水面に落ちるのと、ほぼ同時にヒット。
腹が橙色のイワナ。
いつも思うことだけれど、魚の瞬発力ってスゴいなぁー、って。
食い気のあるヤツはルアーが着水した瞬間に食ってくる。
認知、判断、動作までの時間が1秒すらかかっていない。
まぁでも、その判断が間違っているから偽物(疑似餌)に喰らいついてるんだけどね(笑)
イワナを下流にリリースし、再度同じポイントへキャスト
すると
『ゴン。』
…………と、またヒット。
「んん?
さっきのはごぼう抜き出来たけれど、コイツはムリだな。」
緊張しながら、でも慎重に寄せて無事ランディング
メジャーを当ててみるとジャスト30cmだった。
ようやく尺イワナ降臨
撮影を終え、イワナ君にお礼を言ってからそのポイントを後にし、戻ることにした。
しばし静寂の中で一人きり……
人の気配のまったく無い自然のなかに居ると
自分という存在がなんだかちっぽけに思える。
だけど、
この野イチゴも
このクワガタも
そして、このオレも
ちっぽけなりに、一生懸命生きている。
タックルデータ
ロッド: イトウクラフト エキスパートカスタムEXC510ULX
リール: Abu カーディナル3BP
ライン: PE0.8号
リーダー: フロロ5lb
ルアー: イトウクラフト 蝦夷50S TypeⅡ
ようやく梅雨らしくなってきたような気がする。
普段は流れもほとんどない里川。
だが、先日恵みの雨が降ってくれたおかげで、この日はほどよく増水していていい感じ。
タイトルには"晴れ間に"と書いたけれど今日の天気はくもり。私は雨の中の釣行はキライ。しかしあまりに天気が良いと逆に蒸し蒸ししてしまい、これまたキライ。今日のように風が吹くと少しひんやりするぐらいの曇りがベスト
(わがままなのだ( ̄^ ̄))。
余談だけど、何年か前の梅雨時期に友達と二人で山へ釣行に出掛けた。途中でスコールのようなドシャ降りの雨に打たれ、低体温症になりかけたことがある。
そこは平地と違い、標高1000メートルぐらい場所。気温は10℃だった。
二人ともブルブル震えながらも、なんとか雨宿りできそうな取水施設の小屋を見つけたので、そこで暖をとり命拾いしたことがあった。
ふと、昔を思い出してしまった。
さて、今日はルアーをアップで流すと、チビが果敢にチェイスしてくる。
しかしチェイスしてくるだけで、なかなか口は使ってくれない。
堰堤など大きなポイントからの反応はまったく無い。。。
もしかしたら、連日餌師でも入っているのかな?………などと思いつつ、竿抜けしていそうなポイントを細かく探ることに。
流速があり、やや水深のある瀬にルアーを通してみる。すると石の裏から突然出てきて、反転してから『バクっ』
………って感じのヤル気のあるヤツがようやく出てくれた。
しっかりした黒点が特徴的なヤマメ。
透き通るような紅色の尾鰭
この川にはアマゴは居ない。けれど側線の色があまりに濃すぎてアマゴのようにも見える。
その後、しばらく釣り上がりながら2~3匹追加したけれど、良型からの反応は無かったのでポイント移動………
今度は森の中へ
下流にある里川と違い、虫の鳴き声と水の流れる音しかしない山の中
そーっとポイントに近づき、気配を悟られないようにキャスト
ルアーが水面に落ちるのと、ほぼ同時にヒット。
腹が橙色のイワナ。
いつも思うことだけれど、魚の瞬発力ってスゴいなぁー、って。
食い気のあるヤツはルアーが着水した瞬間に食ってくる。
認知、判断、動作までの時間が1秒すらかかっていない。
まぁでも、その判断が間違っているから偽物(疑似餌)に喰らいついてるんだけどね(笑)
イワナを下流にリリースし、再度同じポイントへキャスト
すると
『ゴン。』
…………と、またヒット。
「んん?
さっきのはごぼう抜き出来たけれど、コイツはムリだな。」
緊張しながら、でも慎重に寄せて無事ランディング
メジャーを当ててみるとジャスト30cmだった。
ようやく尺イワナ降臨
撮影を終え、イワナ君にお礼を言ってからそのポイントを後にし、戻ることにした。
しばし静寂の中で一人きり……
人の気配のまったく無い自然のなかに居ると
自分という存在がなんだかちっぽけに思える。
だけど、
この野イチゴも
このクワガタも
そして、このオレも
ちっぽけなりに、一生懸命生きている。
タックルデータ
ロッド: イトウクラフト エキスパートカスタムEXC510ULX
リール: Abu カーディナル3BP
ライン: PE0.8号
リーダー: フロロ5lb
ルアー: イトウクラフト 蝦夷50S TypeⅡ