こちらに来ると、基本的に運転は禁止です。すべてドライバーさんの運転で移動します。パーソナルドライバーです。
まず驚いたのは、平日仕事に行くとき、朝迎えに来てくれます。
そして、会社まで運転して連れて行ってくれます。そのまま、駐車場に車を止めます。
そして、彼等は私が仕事している時間、ずっとドライバーズルームで待機しています。何時になるかわからない私を待って、ずっと待機しています。ほとんどの場合、昼食を採りに外に出かけるが、そのときくらいまで、待機。
そして帰る時間になり、私が
で呼び出すと、指定した場所に迎えに来てくれます。
この時間ずっと待機しているって凄いですよね。家に帰るって事は無しみたいです。
そのまま私が飲みに行くときも、お店まで連れて行ってくれて、私が飲んでいる時間、ずっと待機しています。
そして、帰るときはまた
すると、来てくれます。
要するに私が家を出てから、家にたどり着く時間まで、ずっと仕事中なのです。
当然私が仕事をしている途中、その車でどっかに行くということは許されていません。
そんなのなんか申し訳ないよね、と思い、総務に
「あの時間もったいなから、(これが日本人感覚か?)家に戻っているようにしては?」
と、立ち話してみたら、それが彼等の仕事ということです。
もちろん、飲みに行って、帰りが遅くなる分彼等には手当が付きます。
ということは、まじめに仕事が終わったらまっすぐ帰る人のドライバーというのは、延長手当がないって事です。私が適当に遊び回った方が、手当が付く
休日も同じです。今からここに連れて行ってくれ、なんていうのはさすがに無理ですが、前もって言っておくと、土曜でも日曜での来てくれて、遊びに連れて行ってくれます。
仮に私が、カオラックに遊びに行くとしたら、空港まで連れて行ってくれます。そして、私が飛行機で帰ってくるまで、ずっと空港で待機です。
日帰りなら、空港待機ですが、仮に私が泊まりで遊びに行ったら、2往復することになります。
ただし、注意しなければならないことは、この車のおよびドライバーの管理も我々駐在者の仕事となります。過去には、ドライバーが深夜この車を自分の遊びに使っていたこともあるそうです。こういう事をさせないことも我々の仕事。
とまぁ、なんかずいぶん偉そうですが、この国ではこれが当たり前なのです。
しかし、決定的に気に入らないこともあります。
私はこの国では自動車、バイクともに運転はできないのです。特にバイク運転できないのは、極度のストレスです。
黙って、乗ってしまおうかしらん!