2024年2月、初めて世界らん展というものに行ってきた。
これを行くことに依って、遠い昔の記憶が蘇った。
私は千葉県のとある幼稚園で、年長さんのときはらん組でした。
そのバッチ(名札)の色は深い黄緑色。
ちなみに年少さんの時はすみれ組で、名札の色は紫。
私にとっては、らんの色ってこの深い黄緑色イメージが植え付けられた。
そこから時はずぅ〜っと流れて、学校も卒業して、社会人になってタイに行くようになった頃。
タイ、スワンナプーム空港内にあるタイ航空のラウンジは、Royal orchid と言って、その色はバイオレット。その時は色について特に深く考えなかった。なんとなく違和感は感じてたが、そのタイ航空のバイオレット色もいい色だったし。
それを今回らん展というのを見て、他にも色はあるが、蘭のイメージ色ってバイオレットなんじゃね?、と思い改めた。
じゃ~、オレの年長さんのときのあの色は何だった?
なんてことを、55年ぶりくらいに思い出したのです。
で、ついでに、かとうさわおさんという体操の先生がいたのも思い出した。
当時もオリンピックのメダリストというのは、聞いてたと思う。
で、改めて、かとうさわおさんをググってみると、オイオイ、とんでもない人じゃん!!! 3大会に渡るメダリストではないですか!!!!
なんでそんな人がオレの行ってた幼稚園にいた???
常勤だったかどうかなんて覚えてないが、メダルを取ってから幼稚園で演技を披露してくれたのも覚えている。勢い余って、ピアノにぶつかりそうになったのも覚えている。目に焼き付いたって、こういうことだよな。55年くらい前だぜ!。
蘭の色に話し戻すと、なんでオレの幼稚園は、あの深い黄緑色をらん組の色にしたんだ?当時はそちらが主流? 決めた先生にとって、その色の方が蘭としての印象強かった?
今となっては、その理由なんて判るはずもないんだが、今回の蘭展は、こんな昔の記憶をいろいろと蘇らせてくれたってことで、大いに意味がありました。