思ったほど熱くない日本

　人生における挫折というのは、真っ当な人生を歩んで来たものが使う言葉です。

当然私はそんな言葉使えません。

　私の人生は屈折しっぱなしですけどね。

こういうところもある 成田空港到着ラウンジ

　おはようございます。成田空港到着ラウンジです。

いつもは出発ラウンジですが、今回は到着ラウンジです。

　しかし昨夜のバンコクスワンなブーム空港は激混みでした。

何でか知りませんが、とにかくすごい。

妙に人がいるな、とは思っていた。

チェックインのところはほとんど人がいなかった。

しかし、イミグレは凄かった。

こんなに並んだのは、この国に来て初めてじゃなかろうか？

さっさとFast truckからはいればよかったと、後悔した。

　したがって、スワンナブーム空港の出発ラウンジで宴会やるはずだったが、私はものすごく遅れ、ビール2杯しか？！飲めませんでした。

おまけに今回はエコノミーで帰ってきたため、かつ席が後ろの方だったため、回ってきたCAの人が差し出してくれたビールはなんか知りませんが、不味いのしかなかった。

　で、今朝成田空港に着いたわけですが、いつもは千葉の実家の方に行きます。

従って、すぐ京成電鉄使って帰ります。

しかし今回は訳あって、宇都宮に行きます。

　マロニエ号は1時間待ち。

　で、どこで待とうかな、とうろうろしていたら、ANA ARRIVAL Loungeというのを見つけた。

さすがに酒はありませんが、ソフトドリンクなら無料で飲めます。

なかなかいいところ見つけましたが、あっという間に時は経つ。

　バスの時間になりましたので、これにておしまい。

出だし不調

　前々から予定していたこのプライベート帰国。

予定ではバイクと車の整備のはずだった。

しかし、なぜか毎日のみ会。

たぶんきっと恐らく当初の予定は遂行できず、なんだろうな・・・。

　でもいいや！実りはあるはず！！

シリア、ヨルダン、たぶん金相当 これが最後さ！

　ついに来ました最終回。

　と言うより、無理矢理終わらせます。

しかし始めたときはこんな長くなるとは思っても見なかった。

適当に次の旅行までに終わらせればいいや、と思っていた。

でも、ここまで続くと、終わらせ方も考えなくてはならない、と思ったとたんに終わらせようと思った。

そんなこと考えてるのは、面倒くさいからね。

　ってなわけで、これで終わらせます。終わらせ方も減った暮れもありません。

終わりです。

！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！

　もともとこのQasr Kharanah ハラナ城は寄る予定はなかったのですが、空港までの帰り道の脇にあったので、寄ってくれた。

これまた一軒宿という説が有力。

要塞という説もあるらしいが、要塞と言うにはちょっと小さすぎませんか？

一辺が40ｍ位の上から見ると、ほとんど正方形の建物。

それこそさっきのアムラ城よりよっぽど宿蓮施設並の大きさである。

中に入ろうとも思ったが、さっきのかどうかわかりませんが、観光バスの一団が記念撮影していたので、興冷めして入りませんでした。

　でも、建物自体はきれいです。

　

　でもやっぱりヨルダンの空は青かった！！！

　と言うことでおしまい

シリア、ヨルダン、たぶん金相当６３

　これが、前もってもらった案内書に書いてあった、このたびでの最後の訪問地、Amra Castle　アムラ城です。

何でも真ん中にある、ドーム上の形からか、もっとも美しい城と紹介されていました。

城と名前が付いているものの、隊商宿に使われたという説が有力らしい。

確かにとっても戦争やるような雰囲気もなく、お風呂も用意されていました。

中にはいろいろ壁画が復元されています。

　とはいうものの、宿にしては小さすぎませんか？

これじゃ、5，6人がせいぜいというような気がします。

それとも雑魚寝Ｗｅｌｃｏｍｅの隊商だったのかしらん？

　でも。宿でもいいのですが、周りにあったものはどんなものだったのでしょうか？

これがたった一軒砂漠の真ん中にあったのだろうか？？？

なんてことを考えながら、飛行機に乗る時間も忘れてウロウロしていました。

　でも、やっぱりいつもと同じ。

でっかい観光バスがやってきて、ゾロゾロと人間が降りてきた。

そして一通り写真を撮ったら、消えていった。

　だから団体パック旅行って大嫌いっ！

シリア、ヨルダン、たぶん金相当６２

　そして、そのあとまた砂漠を走り、砂漠のオアシス、アズラック湿地帯と言うところに連れて行ってもらった。

当初の予定の旅行案内書にはないのだが、運転手君が、

「いくか？」

と言うので、当然

「あったぼうよ！」

と答えた。

　そのオアシスの近くにヨルダン空軍基地があり、もの凄い爆音を立てて、なんだかわからない戦闘機が飛び立っていった。

沖縄の基地周辺に住む人達は、これに悩まされている。

旅客機というのは、かなり消音対策されているが、戦闘機というのは、されていないのか？

だから小さいくせにもの凄い爆音。

おまけにかなり早いもんだから、爆音が聞こえて飛行機を探す頃には、もうどっかに行っちゃっている。

日本の基地とは無縁のところに住んでいると、こういう事さえもわからないんだよね。
　
　なんて、ヨルダンまで来てなんでこんな事を考えているの？俺は？

　で、オアシスで取った写真がこれ。

ただのスズメなんだけれど、この写真も妙に気に入った。

　オアシスと行っても、砂漠の真ん中に井戸があるのではなく、ちょうど、谷津干潟自然観察園みたいな感じ。

野鳥を観察できるトーチカみたいのがあり、そこから鳥を観察するのである。

谷津干潟と決定的に違うのは、妙にでかいウンコが転がっていること。

この大きさから言って、きっと野生の水牛じゃないかと思う。

一応そこにあった建物の中には、ここにいる動物としていろいろ紹介されていたが、

ほんとか嘘か知りませんが、ライオンやサイの写真もあった。

アフリカとは陸続きだから、いてもおかしくはないんでしょうけれど、かなり無理があると思います。

相当昔はいたかもしれませんが、恐らく現代ではいないでしょう。

　ただ、ここにこうやってオアシスを復活させたことにより、野生動物が帰ってきている、と紹介されていました。

その努力に対し、素直に喜んでる自分でした。

当然ヨルダンで野鳥を観察することなんか、もう生きている間にはきっと無いでしょうから、これはこれでまた満足。

　しかし、運転手君えらいね。

僕がこうやって楽しんでいるのをずっと待っていてくれました。

シリア、ヨルダン、たぶん金相当６１

　流石に60回超えると、また半年すぎると、記憶もかなり薄れてきています。

そのあとにもいろいろあったものですから、余計に記憶の引き出しからあふれ出しています。

　無理にこのネタを続けなくてもいいじゃないかと思う反面、ここまで来たら、ヨルダンを離れるまで書き続けるか!なんて言う葛藤が自分の中に渦巻いています。

なんて、そんな大げさなものじゃござんせんな。

ただ、飯島愛が死んでしまっても、彼女のブログは生きているそうだ。

という事は、このブログの、私が死んでも生き続ける？

死んだはずなのに更新される、恐怖のブログなんちゅうのをネタにしたものがそのうち流行ったりして？！。

　と、ここどこだっけ？と名前が思い出せません。確か、アラビアのロレンスの部屋もあった遺跡です。

位にもう忘れている。

PCの中にある、旅行案内書を見てようやくわかった。

Azraq Castle、アズラク城だって。

道路のすぐ脇にあり、またも早朝到着の私は一番乗り。他の観光客が来るまでこの遺跡独り占め。

この旅行で何が良かったかと言えば、こういう事が何度もあったという事でしょう。

異国の地で、そこにある遺跡にたった一人でいられる。

こんな経験、滅多にできませんぜっ!

シリア、ヨルダン、たぶん金相当６０

　この日のもう一つの遺跡はKerak Castle（カラク城）となります。

こちらは街の中にあり、麓には移動式遊園地がありました。

そういえばもう20年くらい前、ドイツに遊びに行ったときのこと。

街中にいきなり観光客が絶対行きそうもない遊園地があった。

公園の中に遊園地がある感じで、入場料なんか無し。

普通の公園感覚で入って、夜にジェットコースター、そう、絶叫マシンとはほど遠いけど、妙に楽しかったような記憶がある。

　それとは全然関係ないんですが、移動遊園地がありました。

それには目もくれず（くれてるじゃないか？!）、小高い丘の上にある、カラク城に入った。

　これは街の中にある分人も多い。

ちょうど英語のガイドが前の方で説明していたので、わかっていないふりして一緒に聞いていた。

実際わかっていないから、向こうも相手にはしていなかったと思う。

　それでも、日が暮れるまでこの遺跡の中にいた。

なんか人が多い分、石そのものもあちらこちらに観光ズレしているように感じたのは気のせい？。

シリア、ヨルダン、たぶん金相当５９

　かなりの間、この遺跡の中を一人ウロウロしていたのであるが、流石にいつまでも一人というわけにもいかなかった。

静けさの漂う中、ディーゼルエンジンの音。大きな観光バスがやって来るのが見えた。

そこで、名残惜しいのではあるが、ここをあとにした。

ここに住みたいと、思ったものの、きっともうここに来ることはないだろうとも思った。

　出口のところに運転手は待っていたが、

「向こうの駐車場まで歩きたいんだ。」

といい、歩くことにした。

　途中見上げると、なんか、この城がまた来いよなんて言っているような気がするのはただの錯覚。

でも、おまえは十分俺を楽しませてくれたね。

　ヨルダンの空はやっぱり青かった。

シリア、ヨルダン、たぶん金相当５８

　Shobak城の横にあったのがこれ。

　たぶんここが栄えていた頃は、周りにもこんな感じでいろんな建物があったんじゃないかな。

たまたまメインの城は復元作業とかいろいろやられたけれど、その城の周りには、きっと城下町みたいなものがあったに違いない。

　なもので以前Craq des Chevalier　(クラック　デ　シュバリエ)とかを、大群で囲めば落とせる、なんて書いた。

けれど、当時は大きな街があり、とてもとても取り囲むなんて事はできなかったのでしょうね。

　しかし青い空だっ!

うつりゆく季節の中で？！たぶん４

　毎度です。成田空港のラウンジからです。

　今日は曇り、ですが、ジトジト暑いです。日本特有の気候です。
こんな気候がありながら、なんで日本は四季があっていい国だ、とか言う人がいるのでしょうか？・・・まぁ、いいや。

　しかし私も日本を出て2年7ヶ月。もうすっかりタイ化しており、先日は会社で

「おまえの人相、タイ人化してきたぞ。」

と言われた。悪くないけどね。

　でも、やっぱり日本の寿司って美味しいですね。

もちろんバンコクにも寿司屋はあるし、そこそこ美味しい寿司が食べられるのですが、やっぱりバンコクならではの寿司で、日本の寿司には適いません。

　実家の近くにスーパーがあり、いつもそこで寿司を買ってそれを食べてから空港に向かっています。

ただ、このスーパー、元々は魚屋さんから始め、スーパーに発展したと言うこともあり、あのスーパー特有の容器に入って売られているとは思えないくらい美味いのです。

当然寿司屋で食べるより安いのですが、決して味は負けていません。

更にバンコクで高い金出して食べるよりも美味しいのです。

私の場合、トロ、ウニ、イクラでだいたい美味さを判断します。

　最初にウニ食べて、生臭さがないかどうかで、判断します。

とても北海道の市場で食べる、あのキラキラ光ったウニには適いませんが、都内の高級料理屋の生臭いウニに比べれば、格段上です。

　イクラは、噛んだときに「プチッ！感」でだいたい美味いか不味いかわかります。

今日食べたのは、両方とも合格点でした。

　と言う美味しい寿司を食べたので、また当分日本に帰りたいとは思わないでしょう。

　と言うより、この2年7ヶ月、日本に帰りたいと思ったことは一度としてありませんけどね。

シリア、ヨルダン、たぶん金相当５７

　しかし、ずっと思っていたのですが、ヨルダンの空って、本当に青いです。

カリフォルニアの空も青いらしいが、ここヨルダンの空もとても青かったです。

かといって、日差しが死にそうに暑いかというとそうでもない。

これが地中海性気候ってものでしょうか？とてもいいところです。

　そしてこの青い空の下で、いつ、どんなものが出てくるかはわかりませんが、一つ一つ手で、石を掘って、積んで、また掘って、積んで・・・・・。

なんてことをして余生を楽しむって言うのも悪くないと真剣に思いました。

この城は、私に対してそういう事をやってはいかが？と問いかけているようでした。

　と書いたものの、実際はそんな事はなく、フッと思っただけ。

ここに住みたいと。