他責するのはやめよう自責しよう
とよく私はここで書いている。
論語でそういうことをよく書いているし(自責七訓 こちら)、私が大学生時代から学んできた儒教全般で、自責を説いている。
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私が最近ゾッコンの執行草舟によれば、他責は「動物」のようだ。
彼は言う:
- 動物の一生は遺伝子だけで決まってしまう
- 遺伝子以外の働きができるのは人間だけ
- 遺伝子どおりにしか生きなければ、それは自分を物質化・動物化していること
- 要するに、犬猫と変わらない
だから、「遺伝子どおりではない」生き方をしてこそ、人間。
遺伝子ってのは、環境。
「環境どおりではない」生き方をしてこそ、人間が人間たる所以。
逆境で落ち込んだら、動物。
順境で浮かれたら、動物。
逆境でも落ち込まない。
順境でも浮かれない。
環境に文句を言うのも、動物。
人間は、環境を克服してこそ、人間。
だから、他責するのは、動物。
人間が真に人間たらんとすれば、自責せよ。
それが人間の人間たるゆえん。