感性を磨くための「非日常」を味わうコツ
同質性が高い日本企業では同調圧力が強く、組織や上司の意見に異議を唱える「感性」が鈍りがちである。多くの不祥事がこの「感性」の鈍麻に起因する。
「感性」を磨くためには、日常業務に埋没せず、「非日常」を味わうしかない。意識的に非日常に接しないと、会社人間になって感性が鈍り、社会の常識と乖離する。
そこで、以下3つの切り口で、意識的に非日常に接するようにしたい。
1 場所
非日常的な「場所」に行く。
具体的には、季節に一度は小旅行に行くことをお勧めしたい。
2 人
非日常的な「人」に会う。
月に一度、仕事に繋がらない人と交流したり、小説を読んだり映画を観たりして、他人の人生を疑似体験する。
3 モノ
非日常的な「モノ」に接する。目に入るモノ(景色)、耳に入るモノ(音楽)、口に入るモノ(飲食物)、鼻に入るモノ(匂い)、手に触れるモノ(日用品)を変える。
週に一度は本屋に立ち寄ったり、コンビニで新製品を買ったりするのもいい。