子どもには、「お父さんより幸せになれよ」と伝えることがあった。
しかし。
執行草舟を読んで、この「幸せになれ」メッセージを変えようかと考えている。
14歳~10歳の子どもたちは、「幸せ」を、物理的で、物欲的で、世俗的な、いい家に住むとか、美味しいものが食べられるとかでイメージするだろう。
それは私の本意ではない。
私の幸せは、人を幸せにすること。できる限りたくさん。そういうチャレンジができる物理的環境にあることが、まあ幸せではある。
でもここまでは子どもたちにはまだ説明していない。だから子どもたちは「幸せ」を世俗的に受け取っちゃうだろう。
ま、30年経てば、私がそういう「世俗的な(他人と比較しての)幸せ」を志向していないことはわかってくれると思うけど、、、
真の「幸せ」ってのは、世俗的な幸せを蹴っ飛ばして、死後に美しい精神・魂を遺すこと。独りでは達成できないような大きな円の感性を目指して、前のめりで死ぬこと。
これが私の「幸せ」なんですが、まだ10歳の娘とかには理解できないだろうから、、、
だから、「幸せになれよ」ではなく、「誇り高く生きていけよ」に変えようかななんて思っています、、、
いずれにせよ、現世の出世競争で勝ち上がる的な、チンケな夢を抱かず、文化文明の発展に貢献するような、大きな志を抱いて歩んでいってほしい。