5月7日
夕飯時、旦那が言った。
「ぶるの左のほっぺが腫れてる。」
かあちゃん、ぶるを見て
「別に腫れてない。あれは、肉が垂れてる。」
瑞記が首を左に傾けて言った。
「おかあさん、ぶるちゃん、こうだね。」
かあちゃん
「!!本当だ!!体も傾いてる!」
で、それから、様子を観察したら、ご飯を食べていない。
ふらついてる?
5月8日
朝、ドサ!!!と言う音で目覚める。
ぶるがひっくり返ったよう。襖から覗くと、なんとか立って移動していた。
散歩に行くというので連れて行った。
フラフラ。同じところをクルクル回る。
朝ごはんは食べず。
良く眠る。
帰宅して心配になったが、6時50分。病院には間に合わず。
夕飯は、タラ巻さらみを6個ぐらい。
5月9日
木曜日で掛かりつけの病院は休診日。
だけど、考えた。
人間の1日は、犬にとってはもっとな日数と数える。したら、何日食べてないのか?水分もそんなに摂ってない。脱水は?
頭や体が傾くって、脳疾患かも?もしや、麻痺してる?
走りに行く準備をしていたけど、それどころじゃなくなり、しりあいの親せきの方が開業した病院へ行ってみた。
様態を説明し、ぶるが今まで検査した血液検査とアレルギー検査の結果票を集めて参考になればと持って行ったものを見せた。
結果、老齢性前頭疾患の疑い。簡単に言うと、
加齢と耳の三半規管が関係していて、めが回っているって感じ。
確かに、左目の眼球だけ、左右に振れている。
説明を聞いて、かあちゃんの不安は解消された。
脳腫瘍の疑いは少ないと言う事でほっと一安心。今日は、耳の掃除と、注射での投薬と、脱水が有ったので、点滴の治療をして頂いた。
今回の前頭疾患と甲状腺の異常では、命は落とさないけど、食欲が無いのと脱水では、命を落とす事が有るので注意してくださいって言われた。
早いところ気付いて良かった。ってか、瑞記、教えてくれて感謝。
帰宅後は、良く眠っていた。
仕事から帰ると、朝よりすっきりした感じ。
まだふらついて、酔っ払い状態は変わらないけど、ひっくり返る事は無くなった。
夕食は、3口くらい食べた。水分も摂っている。かあちゃん、泣けそうなくらいホッとした。
5月10日
朝、散歩に行った。
ちょっとふらつくけど、リードの引っ張り具合で傾きを修正してあげれるくらいになった。
午前中は、何も食べなかったけど、かあちゃんが昼にバターロールを食べてたら、欲しがって来たので鼻先に持っていたら、パクパクっと。
半分くらい食べれた。
午後は仕事に行ったので、帰宅してから、病院に行き、液体の飲み薬を頂き帰宅。
チュールを差し出したら、かあちゃんの手から舐めた。
薬を混ぜて皿に出したら、顔をそむけたので、手ですくってあげたら食べてくれて、お薬もお腹に入った。
それから、パックの餌を1パック手であげて、完食してくれてそれを吐くことも無かったので、かなりホッとした。
まだまだ、ふらつきが治るには1か月くらいかかるし、投薬は続けないといけない。首の傾きが戻らないことも有るらしいが、元気になってくれたら良い。
とりあえず、1週間は投薬して様子をみます。