瑞記の20歳の誕生日です。
色々有った。
朝が来なければ良いと思った事も、目が覚めなければ良いと寝顔を見つめてた事も有った。五体満足に産んでやれなかった申し訳なさに包丁持って理性で止めてた事も有った。
身体の痛みより、何より、視線が痛い事も知った。
でも、嫌な事ばっかりではなくて、そんな中でも、温かく見守って支えてくれた大切な友達も沢山出来た。
母子の関係が希薄になる世の中で、めっちゃ濃い時間が持てた。
良いことも嫌なことも、沢山有ったけど、瑞記が元気で仕事して、瑞記が楽しそうに大笑いしてる声がして、優しいメンズに育ってくれた事が、お母さんには一番の幸せです。
この幸せは、あの時の嫌な思いも・泣ける程の悔しい思いも、キャベツが空を飛ぶ位の思春期バトルも、今までの全ての1秒1秒の積み重ねのお陰なんだね。
これからは、少しずつ、少しずつ・・・
お誕生日おめでとう。
これからも、瑞記らしくいてください。