狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

明日・明後日の倉敷は、阿智神社秋季例大祭&倉敷屏風祭であります!

2010年10月15日 20時25分25秒 | 案内、告知、宣伝







 本日の倉敷は、晴れでありました。
 最高気温は、二十四度。
 最低気温は、十八度でありました。
 明日も晴れそうです。




 今日は、女優のソフィア・ローレンさんが倉敷美観地区に来訪していたみたいです。
 ソフィア・ローレンさんの歓迎の為、倉敷天領太鼓の演奏があったり、アイビースクエアで映画の上映があったりしていました。
 ソフィア・ローレンさんは今日は倉敷にお泊りみたいです。


 お知らせです。

 明日・明後日は、倉敷では、阿智神社秋祭『秋季例大祭』&『倉敷屏風祭』がありますよ!
 倉敷美観地区周辺では、素隠居の仮面をかぶった爺・婆が、厄を落とす為、人々の頭を渋団扇ではたいて周ったり、「御神幸」の時代行列や「千歳楽」などが練り歩いたりします。
 また、本町から東町にかけての約三十軒の各家の玄関先に、秘蔵の屏風や現代アートやお花など家宝の品々が粋を凝らして飾られますよ。
 
 倉敷の秋のお祭りです!

 皆様、是非是非倉敷美観地区にお越し下さいませ。
 見所満載でありますよ。

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『リア王』/シェイクスピア

2010年10月15日 19時39分20秒 | 小説・本に関する日記




 昨日の夜は、シェイクスピアの戯曲『リア王』を読み返しておりました。
 本当は、ゲーテの『ファウスト』を読みたいと思っていたのですが、見つからない。
 何処にいったのだろう?
 『ファウスト』の前口上の部分は何故か好きなのです。ワクワクする。


 『リア王』はシェイクスピアの四大悲劇の一つ。
 黒澤明監督がこの『リア王』を下敷きにして映画『乱』を撮っていますね。
 『乱』はピーターの怪演が凄かった、と記憶しております。



 この『リア王』は、私にとっては、『マクベス』と比べると少し分かりずらいデス。

 リア王の悲劇は、愚かさから来る悲劇だけど、多分この愚かさは私にもある、ような気がする。
 その愚かな部分が出てきた時は、どうすればいいのだろ??
 また、周囲の人でリア王のような行動を取る人が出てきたら(幸いにもいまだいませんが)、どう対処すればよいのだろ??




 戯曲は、台詞回しが面白くて、時々読むのですが、この『リア王』は読む度にいつも、この物語をどう解釈していいのか悶々としてしまいます。








 もう少し続けてみる。

 『リア王』で気になるのは、コーディリアという女性。
 コーディリアという女性は、善なのか? という点。

 個人としては実直で善良ではある。
 でもフランス王妃という公人として評価するなら、悪ではないか?

 コーディリアという女性は父親のリア王の心配はする。
 姉達にも気遣いをみせる。
 でも、リア王を助けるためフランスとブリテンが戦争になっても、フランスとフランス兵の心配や気遣いは一切していない。
 フランス軍が負けて自分とリア王がブリテンの捕虜となっても、その事がフランスにとって大きな痛手であることを理解しない。
 民衆からしてみれば、「家族の問題で戦争するなよ」と言いたくなるだろう。
 父親を救おうと思ったなら、軍を率いて乗り込まなくても、手はあるはずなのに、一番安直な手を使って、戦争を起こした。
 個人としては実直で善良ではあるかもしれないが、公人としては悪に思える。

 この『リア王』は模範となるべき立派な人物は一人も出てきていないのではないか?

 国の上層部は立派な人物達でなく、愚か者ばかりだと告発するような物語?
 国の上流階級を揶揄する物語?
 だとしたら、笑うしかないという意味で喜劇ともいえるのでは?
 でも、国の上層部が愚か者ばかりであるというなら、やはり悲劇だ。

 う~ん??

 でも、そんな身も蓋もないだけの物語なのかな??
 違う気がするんだけど……。
 何がどう違うのか、上手く掴めていない……。


 今回も、上手く考えがまとまらなかったなぁ……。

 また、今度、考えよう。

 
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