昨日の夜は、吉川英治の小説『三国志』を読み返しておりました。
今日はお仕事がお休みの日だったけど、まだ本は読んでいません。
ず~とぼ~っとしていました。
現在、何を読もうかな、と思案中であります。
吉川英治の『三国志』は、日本では三国志の定番本。
吉川英治の『三国志』の影響を排した三国志を多くの作家さんが書こうとしてトライしているけど、でも、吉川英治の『三国志』があまりにも偉大すぎて、ほとんど上手くいっていない、ような気がする。
凄いなぁ……。
書かれたのが私が生まれる遙か前なので、現代の言葉と合わなくなっている所もあるけど、気にせず読む。
『三国志演技』を基にしていて、実際に起こった(とされる)出来事とはかなり違うけど、小説なので気にしない。
物語と歴史は違う。物語は楽しむものだ。
物語を歴史書と同列に扱う必要はないし、してはいけない。
ま、このあたりは虚構と現実の問題だし、ストーリーと証拠の問題でもある。
昔から虚構と現実の問題は存在していて、この問題は現代のゲームの専売特許って訳ではないのだ。
む、話がずれちゃった。
この『三国志』は、膨大なキャラクターが出てきて、国家の興亡を描いた壮大な物語。
美しくて格調高くて流麗な文章。
うっとりしてしまいました。