昨日の夜はテレビ放映されていた映画『トータル・リコール』を観ていました。
フィリップ・K・ディックの短編小説『追憶売ります』を映画化したSF映画です。
一見すると典型的なハリウッドの冒険活劇の映画。
シナリオの構成がハリウッドの黄金パターンです。
でも「全ては夢だった」と解釈すると恐ろしい物語となる二重構造の映画です。
どちらに解釈するかは見る人次第。
こんなお話は私は大好きだ!
フィリップ・K・ディックが原作だもんね。夢か現かって物語を期待する人もいるよね。でも冒険活劇でないと売れないし。そこで売れるけど深読みしたい人には深読みできるように作る。偉いなぁ。ポール・バーホーベンは。
面白いですよ。
でも、昨日のテレビ放映では、ずいぶんとシーンがカットされていました。
放映時間の関係なのでしょうか?
残念です。