昨日の夜は、『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』をテレビで観ていました。
見終わった後に映画情報が流れていて、万城目学の小説『プリンセス・トヨトミ』が映画化されたのを知って吃驚する。
最近この手の情報に疎くなったからなぁ……。知らなかった。2011年5月28日に公開予定だそうです。
映画は観ていないので(公開前だし)、評価しようがありませんが、小説の『プリンセス・トヨトミ』は面白いですよ。
外部の者には(基本的には)知られていない400年にわたる大阪の男達の秘密巨大組織。
その全貌があらわになる時、大阪は全停止する……。
万城目節炸裂の法螺話です。
この小説に出てくる大阪の女性の器は途轍もなく大きいです。
女性達にばれていないと思っている男達を素知らぬ顔をして温かく見守って影でこっそりフォローする。
器でっけ~。
実際に大阪の街を歩いたら不思議な気分になるかもしんない、そう思わせる小説ですよ。
面白いです。