昨日の夜は、上遠野浩平の小説『アウトギャップの無限試算 ソウルドロップ幻戯録』を読んでいました。
≪生命と同等の価値のあるもの≫を盗む正体不明の怪盗で殺し屋の『ペイパーカット』。
正体不明の存在の『ペイパーカット』の謎に挑む奇術師は、ライバルの女手品師やトリック作りの天才少年を巻き込み、『ペイパーカット』を挑発して誘き出すべくビックイベントを開催する……。
ソウルドロップシリーズ最新作です。
上遠野浩平の小説を読むと他の上遠野浩平の小説も読み返したくなりますよ。
思わせぶりに出てくる台詞は他の作品と関連しているのかなぁ? とか、あの登場人物は他の作品に出てきたんだっけ? とか、まだ読んでいない作品もなるのでそこに出てくるのかなぁ? とか、気になってしまいます。
面白かったですよ。
でも単独で読んだらよく分からない話なのだろうなぁ……。
上遠野浩平の作品をまだ読んだことのないお方は『ブギーポップ』シリーズから読み始めることをお勧めします。