奴らが来ている！

　本日の倉敷は晴れていましたよ。
　最高気温は十五度。最低気温は一度でありました。
　明日も予報では倉敷は晴れとなっております。



　昨日、私は気が付きました。
　気が付いてしまいました。
　花粉が舞っていますね。
　舞い踊っていますね。
　あのミクロな憎いあん畜生どもが跳梁跋扈していますよ。
　目が痒いです。
　目玉を取り出してじゃぶじゃぶと水で洗いたいです。

　花粉が舞う季節になったかぁ。
　目は防御できないよなぁ。
　しばらくは耐えるしかあるまい、と思っているところでございます。

３月１０日から「倉敷音楽祭」がはじまります。

　お知らせです。

　倉敷では、３月１０日から倉敷に春を告げる音楽イベント「倉敷音楽祭」がはじまります。
　地域間文化交流をコンセプトに日本各地の特色ある芸能文化を倉敷に招き、交流を深めるイベントです。
　今回ピックアップされる地域は北海道。北の大地で生まれた芸能を倉敷から発信します。
　北海道と倉敷の特産品を販売する屋台村などもありますよ。


　３月１０日は、マービーふれあいセンター竹ホールで県下最大のアマチュアビッグジャズバンドの祭典「くらしきビッグバンドフェスティバル」があります。
　１２時から。
　全席自由席で￥１０００です。

　同じ３月１０日に、倉敷市民会館ホールで倉敷天領太鼓が日本各地の和太鼓奏者と競演する「日本縦断和太鼓コンサート～北海道編～」があります。
　１６時から。
　全席指定。当日券は一般が２５００円、大学生以下が１５００円です。


　メインの日は１６日と１７日のようですね。

　倉敷美観地区周辺では、
　アイヌ音楽を研究するトンコリ奏者のＳＡＮＰＥこと千葉伸彦氏とアイヌ文化伝承者で結成されたヤイレンカによるステージ、
　アイヌの若者たちのユニットＴｅａｍ Ｎｉｋａｏｐとアイヌ音楽を再現する女性ボーカルグループＭａｒｅｗｅｗのステージ、
　北海道大学アイヌ・先住民研究センター准教授・北原次郎太氏の講演会＆アイヌの口承文芸の実演、
　阿寒アイヌの姉妹のアイヌの唄のステージ、
　アイヌ民話の人形劇、
　ＹＯＳＡＫＯＩソーラン ステージ、
　ＹＯＳＡＫＯＩソーラン パレード、
　江差追分会理事・松村隆氏の講演、
　寺島絵里佳氏、寺島絵美氏らによる江差追分やソーラン節など北海道の民謡のライブステージ、
　本田哲也氏の原画展、
　屋台村や街並みコンサート、
　お琴とお茶の会、
　倉敷の芸能紹介などなど盛りだくさんです。

　１７日には玉島文化センターホールでオリジナル創作ミュージカル「湊桜」があるそうです。
　１３時半からと１８時からの２回。
　料金は、当日券で小学生以下が￥８００、学生が￥１３００、一般が￥１８００です。

　同じく１７日に倉敷市民会館ホールでは県大会で活躍した吹奏楽やマーチングや合唱などの市内音楽団体が出演する「倉敷アマチュアトップコンサート」があります。１３時半からです。
　料金は、一般が￥１０００、大学生以下が￥５００です。

　２０日には倉敷市民会館ホールで倉敷管弦楽団が北海道の民族音楽などを演奏する演奏会があるそうです。１５時から。
　料金は、一般が￥１０００、大学生以下が￥５００です。


　詳しくは倉敷音楽祭ホームページをご覧くださいませ。



　盛りだくさんで楽しめると思いますよ。
　是非是非、倉敷に足を運んでみてくださいませ。

『怖い絵 泣く女篇』／中野京子

　昨日の夜は、中野京子の絵画を題材にしたエッセイ『怖い絵　泣く女篇』を読んでいました。
　「怖い絵」シリーズは話題になっていましたが私は初読みです。

　私は絵画の知識は全くないのですが、色々な知識を持っていたら全く別の楽しみ方ができるのですね。
　知識をひけらかすような文章ではなく、持っている知識から想像力を膨らませて絵画を解説しています。

　私は、ブリューゲル『ベツレヘムの嬰児虐殺』の章が特に面白かったです。
　私では一見しただけなら何が描かれているのかさっぱりわからない。
　わかるんだけどわからない。
　でも解説を読んだらぞっとする。
　大作家の傑作を塗りつぶして改変する仕事を請け負うなんて恐怖だ。

　面白かったですよ。
　シリーズ化しているみたいなので他も読んでみます。