昨日の夜はWBC2次ラウンド1組順位決定戦・日本代表VSオランダ代表の試合をTV観戦した後、奥田英朗の小説『イン・ザ・プール』を読んでいました。
奥田英朗の小説は初読みです。多分。
主人公は精神科医の伊良部。
マザコンでナルシストで言動は子供の太った中年男。
彼の元に診療を受けにくる患者達は彼のおかしな行動や言動に呆れながらも次第に彼に本音を語り始める……。
名医なのか迷医なのかよくわからない伊良部。
でも患者が治っているなら名医なのでしょう。
おためごかしを言わずに本音を言ってくれるのは患者にとって助かるのかもしれません。
面白かったです。