昨日の夜は、アニメーション映画『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』を観ていました。
ネットと脳を直接繋ぐ技術が発達した近未来。
他人の脳を乗っ取り他人を操るハッカー・「人形使い」が日本に入国する。
公安9課は捜査を始めるが「人形」は捕らえることができても「人形使い」を捕らえることができない。
ある日、義体メーカー「メガテク・ボディ社」の製造ラインが突然稼動して女性型の義体を一体作る。
その義体はかってに動き出して交通事故に遭い公安9課に運び込まれる。
その義体を引き取りに外事6課の人間が公安9課にやってくる。
外事6課の人間はその義体の脳には「人形使い」が逃げ込んでいると告げる。
しかし義体は「私のコードはプロジェクト2501。私は情報の海で発生した生命体だ」と語り始める……。
士郎正宗の漫画「攻殻機動隊」の第1巻のエピソードをまとめた形となっていますが、監督の押井守の色が強く出ています。
今回観たのは1995年に上映されたものを2008年にリニューアルされて公開されたリニューアル版です。
音は私にはよく分かりませんが、映像は一部綺麗になっています。
ジャンルは、SFのサイバーパンク。
サイバーパンクは道具立てがSFなだけで泥棒の話であったり産業スパイの話であったりするお話がありますが、攻殻機動隊はサイバーパンクでないと話が成り立たない純正サイバーパンクです。
驚くのは原作の初出が1989年、映画が1995年に作られているってこと。
今なら違和感がないかもしれないけど、発表当時は物凄い先取り感だったんだろうなぁ。
面白かったです。