昨日の夜は、映画『トゥルー・リベンジ』のDVDを観ていました。
1900年代初頭のメキシコの路上である男が殺される。
殺された男の恋人で女ガンマンのジュリエット・フラワーズは遺体を引き取ろうとするが、男の遺体を持ち出した女呪術師は引き渡しを拒否する。
遺体の引き渡しの条件は死んだ男の弟の身柄を引き渡すこと。
ジュリエットは男の遺体と交換するためにランサムの弟を連れ出すのだが……。
監督は、ティラー・ラッセル。
出演は、リジー・カプラン、ドワイト・ヨーカム、ジョン・フォスター、コート・デ・パブロ、ジェイソン・プリーストリー、W・アール・ブラウン、スコット・スピードマン、クリス・クリストファーソン、 ピーター・ディンクレイジなど。
タイトルからして怪しさがプンプンしていて駄目映画かもしれないと思っていたけど、見事に予想が当たってしまった。
スタイリッシュっぽくしているけど安っぽい映像。
頻繁に挿入されるフラッシュバックのような映像は意味があるとは思えない。
キャラクターの行動の理由を説明しなさすぎ。なので薄っぺら。
なのだけど……。
この映画は監督さんの自己陶酔ぶりを愛でる映画なのだろうと思います。
意味の無いフラッシュバックのような映像の多用を監督さんは恰好良いと思っている。
センスの無いオープニングを監督さんは良いものだと思っている。
スタイリッシュな衣装が映画にマッチすると監督さんは思っている。
掘り下げれば面白くなるかもしれないお話を掘り下げないままでよいと監督さんは思っている。
その自己陶酔ぶりを愛でる映画ですな。
評価は無意味です。
この映画を見るなら監督さんの自己陶酔ぶりを愛でるのがよいと思いますよ。