昨日の夜は、映画『テルマエ・ロマエ』のDVDを観ていました。
主人公は古代ローマ人で浴場を専門に設計する建築士のルシウス・モデトゥス。
斬新な公衆浴場の設計に悩んでいた彼はある時お風呂の中で溺れてしまう。
気が付いたら彼は現代の日本に居た(←でも彼は未来に来たことが分かっていない)……。
原作は、ヤマザキマリ。
監督は、武内英樹。
出演者は、阿部寛、上戸彩、北村一輝、竹内力、宍戸開、笹野高史、市村正親、キムラ緑子、勝矢、外波山文明、飯沼慧、岩手太郎、木下貴夫、神戸浩、内田春菊、松尾諭、森下能幸、蛭子能収など。
日本を代表する濃い顔の俳優が結集して古代ローマ人を演じています。
そして古代ローマ人役と対比するように日本を代表する平たい顔の俳優が存在感を示しています。
平たい顔族の平たい顔っぷりときたらそれはもう見事なものですよ。
前半部は原作のネタを小刻みにテンポよく繰り出しています。
後半部は原作の1エピソードを大きく膨らませています。
淡々と進んでも面白いのでは? とは思いましたが、映画として盛り上げて終わりたかったのでしょう。
阿部寛は真面目で変な人が良く似合うなぁ。
真面目にゴージャスに全力で莫迦なお話を撮ってみたぜ、ってスタッフの声が聞こえてくるようなコメディーでありました。
面白かったですよ。