狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける

2015年03月01日 18時26分05秒 | 季節の御挨拶



 本日3月1日は、ローマの初代王ロームルスがローマ人の初の戦勝を祝ってユーピテルの神殿を建てて捧げ物を捧げた日で、ヴァシーでプロテスタントたちが虐殺された日で、アメリカ合衆国マサチューセッツ州セイラム村でセイラム魔女裁判が始まった日で、生類憐れみの令が廃止された日で、エルバ島を脱出したナポレオン・ボナパルトがフランスに上陸した日で、日露戦争の奉天会戦が始まった日で、日本統治下の朝鮮で三・一運動が起こった日で、クロンシュタットの反乱があった日で、満州国の建国が宣言された日で、満州国で帝政を実施して清朝最後の皇帝・溥儀が満州国皇帝となった日で、民主自由党と旧民主党の聯立派が合流して自由党を結党した日で、水俣病の刑事訴訟で最高裁が被告側の上告を棄却してチッソ元社長らの有罪判決が確定した日です。

 本日の倉敷は雨のち曇りでありました。
 最高気温は七度。最低気温は五度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れとなっております。
 近所に植えられている河津桜は蕾を膨らませていますよ。





 昨日で2月も終わり。今日から3月ですね。
 日の光、雲の様子には春の兆しが感じられ、心まで浮き立つ思いがいたします。
 ものみな栄えゆく春ももうすぐそこまで来ています。
 皆様のご健康とご活躍を切にお祈りいたします。

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『風立ちぬ』

2015年03月01日 15時45分38秒 | 映画・ドラマに関する日記




 昨日の夜は、映画『風立ちぬ』のDVDを観ていました。


 舞台は1920年代の日本。
 関東大震災から世界恐慌による不況を経て日中戦争・太平洋戦争にいたる間、飛行機作りに情熱を傾けた青年技術者・堀越次郎の物語。

 原作・監督・脚本は、宮崎駿です。



 面白いのはこの作品では今までの宮崎駿監督の作品なら悪役となる可能性の高い人物を主人公にしていること。
 主人公は矛盾を抱えていて、そのことに宮崎駿監督は物語の中で批判もしないし弁護もしない。
 あれれ? 宮崎駿監督の作品は今までは善と悪に分かれたキャラクターが多かったような気がするのだけれどもな。


 観た直後に思ったのは、「作りたいものをとことん作ろうとした人のお話」であるな、でした。
 やりたい事をとことんやろうとした人にまつわるお話は、アニメーション&漫画「プラネテス」でも出てきていましたね。他にもあったかな。
 やりたい事をとことんやろうと思っても障害物は必ず出てきてほとんどの人はそこで立ち止まったり退き返したりするものです。
 しかし障害物があっても引き返さない人がいる。そんな人はどんな人なのかというお話なのだろう。と思ったのです。
 その意味では「プラネテス」のウェルナー・ロックスミス博士を主人公にしたようなお話ですね。
 堀越次郎は内心をほとんど語らない人ではありますが。




 ただ、「この映画は宮崎駿監督の宮崎駿監督による宮崎駿監督の為の映画」なのかしらん、って気もします。
 次郎=宮崎駿監督とするなら、次郎にとっての飛行機にあたるものは宮崎駿監督が作った作品となります。
 宮崎駿監督御自身の半生を堀越次郎というキャラクターを使って語ってみせた自分語りのお話。そう考えると宮崎駿監督はこの映画でずいぶんとぶっちゃけてる。
 でもそうであるなら観ている側はつらいよぉ。
 御自身が作った作品をあんな風に「よい仕事をした。しかし美しいけど意味はない。ただ作りたかっただけ」みたいに言わないでほしいよぉ。と思ってしまいます。
 それとも照れて照れ隠しであんな風に描いてみせたのかしらん?
 或いは私の勘違いなのかしらん?

 もしこの作品が宮崎駿監督の自分語りの作品なのだとすると、ここまでぶっちゃけて次の作品というものは作れるのかしらん?
 短編のアニメーションは作れるだろうけれども、長編の物語は厳しく苦しいような気がする。
 でもでも、もし宮崎駿監督が次を作るとしたならその作品は今まで以上の傑作になるだろうなぁって気がします。



 夢を追い続けた人が純粋に夢を追ったさまを裏も表も善も悪も曝け出して批判も弁護もせずにポンと投げ出すように見せる。
 ある意味では夢の恐ろしさを描いた作品、とも言えるのかな?




 何だかうまく考えがまとまりません。
 でも面白いのは確かです。
 私は宮崎駿監督の作品の中でこの「風立ちぬ」が一番好きです。


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魂(こころ)ゆさぶる 目覚め始める

2015年03月01日 12時55分05秒 | サッカーに関する日記



 3月ですね。3月ですよ。
 サッカーのJ2は来週の日曜日の3月8日にはじまります。
 我らがファジアーノ岡山の初戦の相手はFC岐阜様です。ホームのシティライトスタジアムで14時にキックオフです。

 もうすぐもうすぐ今季の冒険の旅がはじまりますね。
 今季もきっと苦しくてつらくて楽しくてわくわくするような旅となるでしょう。
 私、どきどきそわそわしております。
 皆様、今季も楽しい旅にしましょう!


 ファジアーノは、今季は平均入場者数1万人を目指すそうです。
 ファジアーノはJ2の中では比較的観客動員の多いチームではあるのですが、J1を見据えたなら確かに平均入場者数1万人は超えたい。
 ファジアーノ岡山の木村代表のコメントはサポーターも仲間でファジアーノ岡山のチームの一員であるという意識が読み取れて嬉しいです。

 皆様、今季も存分に楽しみましょうぞ。
 勝負事なのだから勝ち負けはあります。勝った負けたを存分に味わって大いに楽しみましょうぞ。
 スタジアムに行ける人はスタジアムに、行けない人は行けないなりに各々の楽しみ方で楽しみましょう!

 岡山には「岡山県内のどの地域の人にも求心力を持つシンボル的な何か」というものが少ないと私は思っていて、「ファジアーノ岡山というチームがそんな存在の一つになってくれないかなぁ」と思っています。
 もうすでになりつつあるのでわくわくしています。
 もっともっとこの輪を広げましょう。
 無理をせず出来る範囲でこの楽しみを共有する輪を大きくしていきましょう。
 ファジサポらしくわいわいと楽しみながらご新規様や他サポ様にウエルカムな姿勢でお祭りを盛り上げれば、きっとお祭りは盛大になります。





 もうすぐもうすぐ今季の冒険の旅がはじまりますよ。
 皆様、今季もきっと苦しくてつらくて楽しくてわくわくするような旅となるでしょう。

 今季もみんなで一緒にわくわくする楽しい旅を大いに盛り上げてより楽しい旅にしましょうね!

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