狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

目眩く夏の午後。誰もが木陰に逃げ込んでた。

2016年07月12日 20時37分23秒 | その他の日記



 本日7月12日は、皇極天皇の弟・軽皇子(第36代天皇・孝徳天皇)が即位して中大兄皇子が皇太子となった日で、播磨守護・赤松満祐が室町幕府将軍・足利義教を自邸に招き謀殺した日で、ユカタンの司教ディエゴ・デ・ランダがインディオの異端尋問を行って多数のマヤの絵文書の焚書を命じた日で、江戸幕府が第3次鎖国令を布告した日で、神聖ローマ帝国に属していたドイツの諸侯が帝国を離脱してナポレオンを盟主とするライン同盟を結成した日で、江西省で李烈鈞が袁世凱政権からの独立を宣言した日で、北京政府国務総理・段祺瑞が率いる討逆軍が張勲軍を破り北京に入城した日で、溥儀が退位を宣言した日です。

 本日の倉敷は曇り空でありましたよ。
 最高気温は三十二度。最低気温は二十五度でありました。
 明日は予報では雨のち曇りとなっております。お出かけの際はお気を付けくださいませ。




 暑い日が続くようになりましたね。
 夏らくしくなってきました。

 私・狐は今年こそは今年こそは夏は夏らしいことをしたいものであるよと思っております。
 花火を観に行って胡瓜を齧りながら「よっ! 玉屋!」と叫んだり、海に行って浜辺で西瓜を叩き割って貪り食ったり、ヱビスビールを飲みながら高校野球をTV観戦したり、牛や豚や羊や鳥の肉を野外で焼いて鱈腹食べてみたりしたいです。
 燃えるような夏にしたいです。してみたいとは思うのですよ。
 しかしそんなアクティブな自分は想像できない。まったく1ミクロンも想像できない。
 骨の髄までインドア派の私がそのような行動に出るはずがない。
 おそらく私の夏はだらだらとした夏になることでしょう。
 それともきっかけがあればこんな私でも変わるのでしょうか?
 ちなみにプライベートでは春も来ていません。


 皆様。何はともあれ今年の夏を素敵な夏にしちゃいましょう。
 楽しい夏にしちゃいましょう。

 皆様の御健闘をお祈りいたします。
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『ボンベイ』

2016年07月12日 15時12分48秒 | 映画・ドラマに関する日記





 昨日の夜は、映画『ボンベイ』のDVDを観ていました。

 ジャーナリスト志望のセーカルは、久しぶりに故郷の村に帰ってきた。
 ある日、彼は村の娘・シャイラー・バーヌと出会い恋をする。
 すったもんだがあったものの、お互いの恋心を確かめたのだけれども……。
 セーカルの家はヒンドゥーでシャイラーの家はムスリムだった……。

 監督は、マニ・ラトナム。
 出演者は、アルビンド・スワーミ、マニーシャー・コイララ、ナーザル、キッティ、ハルシャー、フリダイ、など。


 ムスリムの娘とヒンドゥー教徒の青年の恋を描いたインド映画です。
 劇中に描かれたヒンドゥーとムスリムの対立による暴動事件は、1992年に起こった宗教暴動アヨディヤ事件を基にしているそうです。


 前半では、ヒンドゥの青年とムスリムの娘の結婚騒動のお話。
 普段は仲良くしていた家同士が険悪になり最終的には和解するお話でもあります。
 習慣や宗教観からくる常識の違いから仲が良かったはずの家同士が険悪な関係になる。これは誰が悪いわけでもないのです。

 後半では、ヒンドゥとムスリムの対立からの殺し合いが描かれます。
 人は軍隊がなくても武器を持っていなくても戦争を起こします。
 ヒンドゥとムスリムが仲良く平和に暮らしていた時代があったのですが、様々な誤解と様々な事情が対立を生んでいきます。
 これは家同士のお付き合いで起こる揉め事と同じように誰が悪いわけではないのです。強いて述べるなら全ての人が悪い。

 劇中で主人公は叫びます。
 「我々はみんなインド人だ!」と。

 感情に訴えかける様式で映画が組み立てられていますね。
 生きること・恋することの素晴らしさを歌い上げ、生きることが素晴らしいからこそ殺し合いを否定する。
 でも誰々が悪いと糾弾することはない。

 面白かったですよ。
 楽しめました。

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