狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

形から入って心に至る。

2016年07月24日 20時21分15秒 | VSの日記




 本日7月24日は、大海人皇子が弘文天皇(大友皇子)を討つ為に吉野を出発した日で、信濃国を分割して諏訪国を設置した日で、橘奈良麻呂らによる藤原仲麻呂打倒計画が発覚した日で、桓武天皇の孫・高棟王が臣籍に下り平姓を賜った日で、清涼殿に落雷があって公卿2人が即死した清涼殿落雷事件が起こった日で、豊臣秀吉がバテレン追放令を発令した日で、第三次日韓協約が締結された日で、ハイラム・ビンガムがマチュ・ピチュ遺跡を発見した日で、全国労農大衆党と社会民衆党が合同して社会大衆党が結成された日で、GHQが新聞社に共産党員やその同調者を解雇するよう勧告した日で、モスクワでアメリカ博覧会が開幕してキッチン展示場でソ連共産党第一書記のニキータ・フルシチョフと米副大統領のリチャード・ニクソンが資本主義と共産主義の利点についての討論を行った日で、アメリカ最高裁がニクソン大統領と首席補佐官が事件対策を話しあう様子が収められた録音テープの引渡しを大統領側に命じる判決を出した日です。

 本日の倉敷は晴れたり曇ったりしていましたよ。
 最高気温は三十一度。最低気温は二十五度でありました。
 明日は予報では倉敷は雨となっております。お出かけの際はお気を付けくださいませ。






 無表情の人見知りで子供の時から損ばかりしている。

 小学校にいる時分ある年のクラス替え直後の一週間ほどクラスの同級生達に遠巻きにされた事がある。
 何故そんなことをしたのかと後で同級生達に訊いてみた。
 別段深い理由でもない。人見知りで喋らずにいたら同級生達が無表情で能面みたいだと怖がったからだそうである。
 その夜。同級生に無表情で怖いと言われたと父親に告げた。
 父親が大きな目をして同級生を怖がらせる奴があるかと云ったから、私は明日はロボットの真似をして笑いを取ってきますと答えた。
 次の日。ロボットの物真似をした私は同然の如くすべり、尚一層、クラスメイトに怖がられた。

 ある年の親類の集まりで大人達が酒宴を開いていた時。
 年配の親類の方々にまだ子供であった私は何か芸をしろと言われ、無芸な私が途方に暮れていると、私が怒ったと思ったのか私は親類達に大層心配された。
 怒っていないと応えたがその応対は大人達に怒っているように見えたらしかった。
 それならばと慣れない笑顔を見せて安心させようと子供心に思って実行してみると、余計大人達を心配させてしまった。
 幸い親戚の方達も私の為人を理解しているので、今ではその時のことは笑い話になっている。
 しかし無表情で尚且つ人見知りであることの悩みはいまだに消えぬ。

 時々、鏡に向かって笑顔の練習をする。
 我が笑顔は我ながら気色悪い。能面が笑っているかのよう。ロボットが笑顔を浮かべているやうで不気味。orz。
 せめてもう少し自然な表情で笑えるようになりたいと思っているのだが難しい。

 会話のスキルはいまだに低い。
 仕事での接客では幾分かは慣れたような気がするのだけれども、プライベートではコミュニケーション能力の低さに悩んでしまう。
 凹むことが多い日々を過ごしているのです。

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『村上海賊の娘』第1巻&第2巻/和田 竜

2016年07月24日 13時07分14秒 | 小説・本に関する日記





 昨日の夜は、和田竜の小説『村上海賊の娘』の第1巻と第2巻を読んでいました。
 
 戦国末期。
 小勢力はいずれかの有力大名の傘下に付かねば生き残れなくなってきた。
 瀬戸内で名を馳せる海賊衆も多くは有力大名の配下となっていた。
 その中で海賊衆・能島村上は瀬戸内の島々に根を張り独立を保っていた。
 瀬戸内最強の海賊衆・能島村上は毛利家や織田家も一目置く瀬戸内の海の王者だった。

 能島村上の当主・村上武吉の豪勇と荒々しさを引き継いだのは娘の景。
 海賊船に乗り込み海賊働きに明け暮れる悍婦で醜女。
 猛々しさと醜女であることで嫁の貰い手がない。
 
 ある日、景は、悪党に乗っ取られた廻船にいた安芸国の一向門徒衆を助けたことから安芸国の一向門徒衆を石山本願寺に送り届けることにした。
 同じ頃、毛利家は石山本願寺から10万石の兵糧入れの要請を受けて能島村上に合力の要請の使者を出していた。
 村上武吉は合力する代わりに意外な条件を毛利家の使者に告げる……。

 全4巻なので前半部です。
 第1巻と第2巻では石山合戦の第一次木津川口の戦いの直前が描かれています。



 まだ半分なのですが面白い!
 時代が違えば或いは常識が違えば「魅力」が違います。主人公は魅力たっぷり。
 そして他のキャラクター達も魅力たっぷり。
 痛快で爽快に物語は疾走していきます。

 続きが楽しみなので第3巻・第4巻と読んでいこうと思っております。

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