狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

通貨というものはローマ皇帝にもローマ軍団にも影響されず経済の原則にのみ忠実に動く生きものである。

2016年07月27日 14時33分04秒 | その他の日記




 本日7月27日は、フランシスコ・ザビエルの船が鹿児島沖に到達し錨を降ろした日(8月15日・旧暦7月22日に上陸)で、羽柴秀吉が近江で初めて検地を行った日で、バールーフ・デ・スピノザが破門された日で、大西洋横断電信ケーブルの敷設作業が完了した日で、オランダの画家・ゴッホがピストルで自殺を図った日で、中国で紅軍が長沙を占領して長沙ソビエト政権が樹立した日で、文部省が世界恐慌や前年の北日本の凶作の影響により農漁村の欠食児童が20万人を超えると発表した日で、アメリカ合衆国が日米通商航海条約の破棄を通告した日で、広島県深江沖で漁網にかかった機雷が爆発(死者行方不明46人)した日で、朝鮮戦争の休戦協定が調印されて現在の軍事境界線が設定された日で、オーストリアの連合国による占領が終了してオーストリアの主権が回復した日で、米下院司法委員会がリチャード・ニクソン大統領の司法妨害に対する第1の弾劾を可決した日で、ロッキード事件で田中角栄元首相が逮捕された日で、アトランタオリンピック開催中のアトランタのオリンピック公園で爆破事件が発生した日です。

 本日の倉敷は晴れたり曇ったりしていますよ。
 予想最高気温は三十三度。予想最低気温は二十四度。
 明日は予報では倉敷は曇りとなっております。




 大学に通っていた頃の私は、優秀な学生さん達が口角泡を飛ばす白熱した議論を交わしているのを横目に安眠枕を抱えて「人は一日何時間眠る事が出来るか?」という疑問の探求に勤しんで惰眠を貪る毎日を送っていた腐れ大学生でありました。眠り猫ならぬ眠り狐。
 それ故、経済学部を出ていながら「半年後の株価を予測してみろ」と言われても「ぐぅ」の音しか出てきません。

 先日、友人宅を訪問した時の事。
 友人は挨拶もなしに、いきなり私に言いました。「半年後の株価を予測してみなさい」と。

 まずは挨拶をせねばなりません。
 その後に話を逸らす必要があります。
 友人は私が経済学部経済学科を卒業している事は知っています。
 そして私が大学時代にひたすら惰眠を貪った阿呆である事はもうばれています。
 こやつは私が大学時代にひたすら惰眠を貪った阿呆であることを揶揄おうとしているのです。
 友人の問いに「ぐぅ」と言わねばならぬことは悔しい。

 必死に話を逸らそうとしましたよ。
 しかし友人は「私の問いに答えなさい」と追撃してくる。orz。
 ぐぅ。orz。


 そもそもね。経済学では完璧な未来予測など不可能なのですよ。
 理論と実践はまるで違うのですよ。
 この世の中に存在する膨大なパラメーターを落とし込んで解析する方程式など存在しないし、そんなものが存在していても計算するには膨大な時間が必要なのですよ。
 後追いで何が起こったのかを解析することは出来るけれども、経済学で完璧な未来予測は無理なのですよ(その意味で計画経済の採用は愚の骨頂なわけです)。
 それにそもそも経済学は未来予測の学問ではないのですよ。
 経済政策はお薬のようなものなのです。
 症状が変わればお薬も変わる或いは量も変わる。何を問題にしているかでもお薬は変わる。
 そしてお薬の効果が何らかの形で現れたとしたらそれも状況の変化なのです。
 株価の事は株の専門家に聞いた方が良いですよ。分野が違うのです。

 等々、たどたどしく誤魔化そうとしてみたのです。
 述べることができることはあるのですが生煮えの考えを述べるのは極めて危険なことです。私は智者ではない。
 そもそも未来予測が出来る人間がいたならそいつは人間ではなくて神様じゃん。
 そんな奴いるもんか。そんな凄い奴がいるなら連れてこい。と途中から逆ギレ。orz。

 友人には「ふふん」と鼻で笑われてしまいました。orz。



 学生の皆様。
 夏休みに入ってはいますが、夏休みで浮かれ浮かれているとは思いますが、お勉強できる時はお勉強をしておいた方がよいですよ。
 お勉強できる時にお勉強をしておかなかったら、後々に恥をかくことになるやもしれません。
 お気張りくださいませ。

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『有頂天家族』DVD第二巻

2016年07月27日 13時00分29秒 | 映画・ドラマに関する日記





 昨日の夜は、アニメーション『有頂天家族』のDVDの第二巻を観ていました。

 舞台は現代の京都。
 京の都では、人に化けた狸が人に紛れて暮らし人に化けた天狗が人を嘲笑しながら人に紛れて暮らしている。
 京都下鴨家の三男狸・矢三郎は、今は落ちぶれてしまった大天狗の赤玉先生を世話したり赤玉先生の弟子で恐ろしくも美しい弁天様の気晴らしに付き合ったり天狗や人にちょっかいを出したりしながら騒動を巻き起こして面白おかしく愉快に暮らしている……。

 森見登美彦の同名の小説をアニメ化した作品です。

 第二巻には、『第四話 大文字納涼船合戦』と『第五話 金曜倶楽部』が収録されています。


 世の中は知らないことだらけなのかもしんないと思わせるようなお話でわくわくします。
 五山の送り火を空から見ると物凄く綺麗なのだろうなぁ……。


 面白かったですよ。
 続きを観てみようと思っております。

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