狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

好きなことを好きなようにするのは趣味であり、仕事とは言いません。仕事とは自分に求められている責任を果たしそれに対して報酬を得ることを言います。

2019年02月09日 23時55分14秒 | 職場に関する日記






 本日2月9日は、室町幕府最後の将軍足利義昭が官職を辞して准三宮の待遇となった日で、伊能忠敬が日本初の実測地図とされる蝦夷南東海岸と奥州街道の略地図を江戸幕府に上呈した日で、日米修好通商条約批准書交換のため新見正興を正使とした遣米使節団が浦賀を出港した日で、井上準之助前蔵相が失政を問われて血盟団員・小沼正により射殺された日で、ジョセフ・マッカーシー米上院議員が国務省に共産党員が在籍していると演説した日で、民営化されたNTTの株が株式公開された日で、手塚治虫がお亡くなりになった日で、漫画の日です。

 本日の倉敷は曇りのち晴れでありましたよ。
 最高気温は八度。最低気温は三度でありました。
 明日は予報では倉敷は曇りとなっております。





 本日は私は接客の合間に梱包材や消耗品のチェックと整理整頓をしていました。
 このような作業は売り上げには直接は繋がりませんがやらなければいつか売り上げに響いてきます。
 生産性はないように思えてしまうのですがやらなければ後でとても困ります。
 やらねばならぬことはやらねばなりません。
 細かいことをきちんとやれるかどうかが重要なのでありますよ。ふふん。
 作業は何とか今日中に終わらせました。
 明日は通常業務に戻ります。
 お仕事頑張ります。


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誰か個人がお金を所有することは実はできないことだ。お金は社会の中を流れる川のようなもの。川の流れを独占することはできない。

2019年02月09日 18時02分51秒 | その他の日記




 脱成長論が本当に実施された場合に優位な立場に立つ人は、富を持っている人である可能性が高いのです。
 そして、貧困層から先に富を失っていく可能性が高いのです。
 富(←あえてお金とは述べない)を持っている人は少々の苦境ならば富を使って切り抜けることは可能です。
 しかし、富を持っていない人は少々の苦境で危機的状況に陥る可能性が高いです。

 富を持っている人から富を奪い、その富を持っていない人に分け与えたとしても、それはほんの僅かの間だけ富を持っていない人が潤うだけであって、その後は続きません。
 そして富を持っている人は富を失ったことで冨を生み出す力を失います。
 富を生み出す能力がある人であっても富を持っていなければ富を生み出すことはできません。

 脱成長論が本当に実施されると、貧困層から苦境に陥る可能性が高いのです。

 そもそも脱成長論は「みんなで貧乏になろう」という論でしかありません。
 みんなで貧乏になっていくならば、真っ先に貧困層がより苦境に陥る可能性が高いのです。


 個人のみで冨を生み出すことができてその富を全く他者に分け与えずにいられる人はいません。
 富を産み出す人は、富を別の富に交換する過程で他者に交わり社会に富を放出していると言えます。
 人は生活をしなければなりませんから何らかの形で他者との冨の交換が生じるのです。
 さらに大規模に富を生み出す人は、雇用を生み出します。その過程でその人は社会に膨大な富を放出していると言えます。

 その人達の力を奪い、その人達から富を奪って万人に分け与えたとしても、結局は貧困層はより貧乏になっていくでしょう。
 富を生み出すシステムが破壊されると、貧困層は拡大していくはずです。
 貧しくなれば最悪は人は死にます。

 なので「経済成長よりも大切なものがある」と言われても私には全く理解できないのでありますよ。




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『みちていく』

2019年02月09日 17時18分32秒 | 映画・ドラマに関する日記





 昨日の夜は、映画『みちていく』のDVDを観ていました。

 みちるは高校で陸上部に所属している。
 自己主張があまりなく周囲の友人達に流されるままでいる。
 陸上部ではエースで活躍しているが、自己主張の無さから軽んじられてもいる。
 彼女は、彼氏に体を噛んでもらうことで自分自身の存在を確認している。
 
 陸上部の部長・新田は真面目人間で怠けがちな陸上部員に睨みを利かせている。
 彼女は陸上部の日誌を書いているが、その日誌を誰にも見せようとしない。
 ある日、みちるは新田が置き忘れた新田の日誌を勝手に持ち去ってしまう。
 その日誌には……。

 監督は、竹内里紗。
 出演者は、飛田桃子、山田由梨、篠原友紀、泉水美和子、小野孝弘、など。



 高校生の頃とは、無限大と思えていた自分の可能性がどんどん狭まってくる頃。
 その事に恐怖感や不安感を覚えたりします。何者にもなれないのではないかと。
 でもでも心配することなんてありません。
 大人になってもほとんどの人がいまだ何者にもなれずです。
 みんな迷っているのですよ。
 それでも何とかなります。



 思春期の焦燥感や不安感を描いたお話の映画です。
 面白かったですよ。
 楽しめました。



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ユダヤ人差別を論じたものがほとんど全て駄目なのは、その筆者が自分だけはそんなものとは無縁だと、心の中で決めてかかるからである。

2019年02月09日 12時27分19秒 | その他の日記




 日頃から人権の重要さを訴えている人が「○○の父親は××だ」とか「◎◎の祖父は△△だ」とか述べて延々とその人物に謝罪を要求したり批判をしたり非難して自身の血族差別主義を顕にする。
 そのような行為を行う人は愚かとしか言いようがない。

 「◎◎の祖父は△△だ。だから◎◎は軍国主義に違いない」
 このような言説は単なる血族差別でしかない。
 このような言説を述べる者は他者の先祖の行いの一部を子々孫々にまで責め続け謝罪を要求し続ける。個人を見ようとしない。血族差別主義でしかない。
 このような言説を述べる者は人権を謳いながら差別を行い人権という言葉で他者を殴りつける。
 他者を延々と殴りつけていながら「自分達は弱い者の側に立つ」といけしゃあしゃあと述べる。
 しかし弱い者の側に立った場合にお金儲けができないと判明するとさっさと撤退する。そして真に立場の弱い人達を平気で見捨てる。
 平和だとか人権だとか平等だとか様々な言葉を使い多くの人を惑わしながら実は差別を作り出し差別を増幅させその過程でお金儲けをする。

 この手の輩は、徹底的に反論した上で無視するしかない。
 私達は血族差別とは決別したはずだ。
 いまだ血族差別を繰り返し差別を生み出そうとする輩達には利益を与えるべきではない。
 このような下種は人々を分断し争いを生み出し混乱を起こし差別を増幅させてその過程で利益を得ているのだ。


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バレンタインが近づいてデパートの地下も揺れる

2019年02月09日 10時37分48秒 | 知人、友人に関する日記






 或る夜の事。

 狐はまたしても先輩と一緒に或るパブリツク・ハウスのカウンター席に腰をかけて、絶えずホツトミルクを舐めてゐた。
 狐は余り口をきかなかつた。
 が、先輩の言葉には熱心に耳を傾けてゐた。

 「チヨコレイトには媚薬効果があるらしいの!」
 先輩は頬杖をしたまま極めて無造作に言つた。
 先輩は普段は男性口調なのに今日は女性口調である。
 先輩はスレンダーなのだけれどもお色気むんむんのお方なので男性口調くらいでちょうどよい。
 女性口調になるとどきどきする。
 「それを踏まえて考えると、好きなお方にチヨコレイトを贈るというバレンタインデーの風習つて淫靡な薫りがするわよね。いいわ。すごくいい」
 先輩は割賦を掲げてうつとりと御酒を見つめた。今日は何で女性口調なのだろ?
 「それとバレンタインデーに自分への御褒美として自分用にチヨコレイトを買つて食べるお方がいるでしやう? 其れつて媚薬効果のあるチヨコレイトを自分で食べてオナ
 わあああああ。何を言つているのですか! 何を口走つているのですか! 此処は公共の場ですよ! 先輩。酔つてますね? 酔つぱらつてますね?
 「失礼ね。酔つてなんかいないわ」 先輩はにへらと笑つた。
 駄目だ。酔つてる。完全に酔つぱらつている。
 先輩。もう、帰りますよ
 「やだ」
 先輩はカウンターに突つ伏し顔を私の方に傾けた。
 「貴方はチヨコレイトを私にくれないの?」
 は?
 「あ・な・た・は・ち・よ・こ・れ・い・と・を・わ・た・く・し・に・く・れ・な・い・の?」
 いやいやいやいやいやいやいやいや。な、な、な、何を言つているんすか?
 「あ・な・た・は・ち・よ・こ・れ・い・と・を・わ・た・く・し・に・く・れ・な・い・の?」
 いやいやいやいやいやいやいやいや。せ、せ、せ、先輩には彼氏さんがゐるではないですか!
 「あらん? 彼もきつと貴方のことが気に入るわ。それに私には彼女もゐるの。私は異性両性どちらもOKなのよ。彼と彼女は其のことを知つているし彼も彼女も異性両性複数でもOKなの。そして私と彼と彼女はSでもありMでもあるわ。だから安心して貴方も私の胸の中に飛び込んできて💛  飛び込んで来たら甘い甘いチヨコレイトのような世界を貴方に味あわせてあげるわ💛」
 いやいやいやいやいやいやいやいや。安心できない安心できない安心できない。私をどんな世界に連れて行こうとしているのですか。すみません無理です無理です無理です。それにさらつと大胆にそんなカミングアウトをしないでください。吃驚します。先輩。酔つてますよ。私を揶揄つているのでせう? もう帰りましせう。
 先輩はにへらと笑いながら顔を近づけてくる。睫毛が長い。瞳が潤んでいる。どきどき。
 「今日は此処に来る前にチヨコレイトを食べたのよ。それに御酒にも媚薬効果が有るらしいのよね。で、むらむらするの💛」
 それはプラシーボ効果ですよ。きつと。
 「いちやいちやしたいの💛」
 彼氏さんの所に或いは彼女さんの所に行けばよいではないですか。
 「今宵は貴方を堕としたい。と思つたの💛」
 止めてください。私は、誰かと付き合つているお方には恋愛回路が遮断される仕様になつています。迷惑です。止めないなら私は帰りますよ。

 先輩はお喋りを止めて考え込んだ。
 狐の言葉は先輩の心を知らない世界へ神々に近い世界へと解放したのかもしれない。
 狐はカルーアを注文し、割賦の中で混ぜ合わせてカルーア・ミルクを作りちびちびと舐めた。

 先輩はぽつりと云つた。
 「いけず。私のことが好きなくせに」


 狐と先輩はノリだけで意味のない会話するという悪癖がある。
 その日のノリだけの会話は充分に堪能して終了した。と思われた。
 先輩はお喋りを止めて割賦を掲げてうつとりと御酒を見つめてゐた。
 先輩はにへらと笑つて言つた。「私は貴方とだつたらよいのよ? 二人で一緒にめくるめく世界に旅立たない?」
 そして先輩は狐の瞳を覗き込んだ。どきどき。
 まだノリだけの会話は続いている? それとも?





 そのパブリツク・ハウスは極小さかつた。
 しかしパンの神の額の下には赫い鉢に植ゑたゴムの樹が一本、肉の厚い葉をだらりと垂らしてゐた。




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