狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

梅のお花その10。

2019年02月18日 23時50分26秒 | お花に関する日記





 本日2月18日は、イタリアでメディチ家に対する陰謀が発覚してニッコロ・マキャヴェッリが連座して捕らえられた日で、元スコットランド女王のメアリーがイングランド女王エリザベス1世の暗殺計画であるバビントン事件に加担したことにより処刑された日で、江藤新平ら反乱軍が佐賀城の佐賀県庁に籠もる佐賀県権令の岩村高俊の部隊と戦闘して政府軍が敗走した日で、日本からの移民を制限する日米紳士協定が締結された日で、東北行政委員会が満洲の中国国民政府からの独立を宣言した日で、貴族院本会議で菊池武夫議員が美濃部達吉議員の天皇機関説を非難した日で、日大闘争で機動隊導入により日本大学の全学封鎖が解除された日で、リチャード・ニクソン米大統領が条約遵守・自主防衛努力の強化と援助・「核の傘」提供の「平和三原則」を強調する外交教書を発表した日で、ロナルド・レーガン米大統領が経済再建計画・レーガノミックスを発表した日です。

 本日の倉敷は晴れでありましたよ。
 最高気温は十一度。最低気温は零度でありました。
 明日は予報では倉敷は雨となっております。お出かけの際はお気を付けくださいませ。








 上の写真に写っているお花は、梅のお花です。
 梅のお花に関しては、2018年2月20日の記事2017年2月4日の記事2016年2月4日の記事2015年1月26日の記事2014年2月6日の記事2012年3月5日の記事2011年1月13日の記事2010年1月12日の記事2009年2月8日の記事も宜しかったらご覧くださいませ。
 2018年と2017年と2016年と2015年と2014年と2012年と2011年と2010年と2009年の梅のお花の記事です。

 梅のお花の花言葉は、「気品」または「忠実」だそうです。



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『時代マンガベストセレクション』/文藝春秋 編

2019年02月18日 14時59分22秒 | 漫画・ゲームに関する日記



 昨日の夜は、時代マンガを集めた短編集『時代マンガベストセレクション(文藝春秋 編)』を読み返していました。

 収録されているのは、

 『龍神』/村野守美
 『夕顔』/近藤ようこ
 『こんにゃく侍騒動記』/弘兼憲史
 『忍者武芸帖』/いしいひさいち
 『ゴセの流れ』/楠勝平
 『虹の戦』/美内すずえ
 『長い道』/滝田ゆう
 『血染鴉』/横山光輝
 『さるとび佐助-活劇編』/山上たつひこ
 『落城記』/上村一夫
 『はなだれこぞう』/永島慎二
 『介錯』/平田弘史
 『生霊』/花輪和一
 『一刀両断』/つげ義春
 『雪野』/杉浦日向子
 『ざしきわらし』/白土三平

 の十六篇です。


 私は、この中では『龍神』や『夕顔』や『一刀両断』や『雪野』や『ざしきわらし』が好きです。

 面白かったですよ。
 楽しめました。



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Burn

2019年02月18日 10時37分46秒 | 曲名がタイトルの日記





 若い嬢の命を取る事も真つ白な張の有る体を目茶目茶にする事でも平気な顔でやつてのける力を持つた刀でさえ錦の袋に入った大店の御娘子と云うなよやかな袋に包まれて末喜の様な心もその厚い地布の影には潜んで何十年の昔から死に変り生き変わりした美くしい男女の夢から生れた様な艶やかさばかりを輝かせて育つた我が友で或る女の名は其の美しさに似ず勇ましい名である。
 友の心の底にちらつと怪しい光りもののあるのを私は見附けた。
 其の光りものの大きくなつた時に起る事も私は想像する事が出来た。
 友の心の中に棲む光りものの細やかに物凄い煌めきを見るにつけて天が人に与えるものについて考えさせられた。
 友の心に住む光りものの広がる毎に其の美くしさは増して昔から御話にある様な美くしさと氣持を持つて居るのを知つたのは私きりではなかった。
 粋な模様の裾長い着物に好きでかつら下地にばかり結つて居た様子は其の御白粉気のない透き通るほどの白さと重そうに好い髪とで同じ学級の者がこぞつて附文をする程の美くしさをもつて居た。

 或る時、自分の名が勇ましい名であることに笑つて「私は大好き。好いよね……」と云つていた。
 「女は柔しい名の方がどれだけよいか……。名のあまり凄い女は嫌がられるもの……」と彼女の母親は云つた。
 「そう。咲くかと思えば直に萎んで散つてしまう花。直に年寄りになる様な御花なんて名が良いのでしやうか? でも私は自分の名が好きなんだもの。龍があの黒雲に乗つて口を刮と開いて火を吹く所なんかは堪らなく良いけども、まあ只の蛇が真つ青に鱗を光らして口から赤い舌をぺろりぺろりと出す事なんかも私は大好き。好いよね……」
 其の凄く光る瞳を憧れる様に見はつて友は斯う云つて母親が顔色を青くしたのを真つ黒な瞳の隅から見て居た。
 細工ものの箱に役者の絵葉書に講談本のある筈の室には、壁いつぱいに地獄の絵が貼りつけてあり畳の上には古い虫ばんだ黄表紙だの美くしく顎が尖つた男達が睦む本が散らばつて真つ赫に塗つた箱の中には勝れた羽色を持つた蝶が針に刺されて入つて居た。
 そんな事も母親に何とはなしに涙ぐませるには十分な事だつた。

 友は家業を手伝つていたが、仕事を教わる際には気儘に教わつて居たけれども教える任にあたつた者は友人の冷たい美くしさに自分の氣の狂うのを畏れて成る丈は避けて居た。
 友は男が鉛筆を握つて居る自分の横顔を見つめてぼ~つとと顔を赫くしたり小さな溜息を吐いたりして居るのを見ては、其れが面白さに分るものをわざと間違えて癇癪を起したふりをして弱い男のおどおどしてただ情けなそうに俯く様子を見ては満足の薄笑いをして自分の部屋に入るのが常だつた。惡い奴である。



 今も彼女の氷のやうな美貌と共に恐ろしくも冷たくも美しい内面と煌びやかな才が頭に浮かぶ。
 でももう彼女は居ない。
 彼女は恐らく嗤いながら此の世界から去つていつた。
 全ての人を嘲笑いながら彼岸へと旅立つてしまつた。
 あいつは莫迦だ。
 底なしの莫迦だ。
 でももう居ない。
 だからあいつに直接文句も言えない。


 その事は私をとてもとても寂しい氣持ちにさせてしまうのだ。


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不真実は本来的に悪であり、あらゆる平和の破壊者である。

2019年02月18日 10時22分35秒 | その他の日記






 東京新聞は、2018年9月20日の『トリチウム水 本当に安心安全なのか』と題した記事で、以下のように述べています。

  『東京電力福島第一原発構内にたまり続ける放射性物質を含んだ大量の水。
   タンクの設置も限界と、政府は海への放出に前のめり。
   漁業者は反発を強めている。
   母なる海は受け止めてくれるだろうか。
   水で薄めて海に放出-。シンプルで、わかりやすい解決法には違いない。
   でも本当に、それでよいのだろうか。
   メルトダウン(炉心溶融)した原子炉を冷やすなどした汚染水には、多種多様な放射性物質が含まれる。
   そのほとんどは多核種除去設備(ALPS)で取り除くことができるという。
   ただし、トリチウム(三重水素)は例外だ。
   性質が水素とそっくりなので、水から分離することができないというのである。
   ALPSで処理した後も、タンクを造ってため続けているのが現状だ。
   トリチウムは放射線のエネルギーも弱く、生物の体内に入っても蓄積されない、とされている。
   だから、海に流せばいいと。
   ところが、トリチウムは生物のDNAの中にまで水のごとく入り込み、遺伝子を傷つける恐れがあるとの指摘もある。
   タンクの中に残った放射性物質は、トリチウムだけではない。
   ヨウ素129やルテニウムが実際に検出されている。
   原子力規制委員会は、このような物質も「水で薄めれば基準値以下になり、問題ない」との立場だが、本当にそうなのか。
   思い出すのは、「公害の原点」といわれる水俣事件である。
   原因企業による有機水銀の海への垂れ流しを政府が放置し続けたため、深刻な被害が広がった。
   「海水の希釈能力は無限と考えたのは誤りだった」。
   事件に関係した高名な学者が、後に漏らした苦渋のつぶやきだ。
   水銀と放射性物質は同列にはできないが、不気味ではないか。
   規制委は「海洋放出は唯一の手段」と言うが、政府側からは、薄めて大気中に放出したり、地下に埋設したりなど、“代替案”も提示されている。
   ただし、海洋放出よりも手間や費用はかかる。
   このままでは廃炉作業に支障を来すという、東電側の主張はよく分かる。
   だが言うまでもなく、最も大切な“物差し”は人体への「安全」だ。
   「海洋放出ありき」は危うくないか。
   放射線の影響は未知なる部分が多い。
   漁業被害の問題だけにはとどまらない。
   議論はまだ、熟しているとは言い難い』





 さて、『トリチウムは生物のDNAの中にまで水のごとく入り込み、遺伝子を傷つける恐れがあるとの指摘もある』とありますが、誰がそのような指摘をしているのですか?
 誰がそのような論文を学会に発表しているのですか?

 トリチウムは生物のDNAの中にまで水のごとく入り込み遺伝子を傷つける? そんなことがあり得るのですか?
 トリチウムは天然で普通に生成されて大気中にも水の中にも存在していますよ?
 トリチウムが遺伝子を傷つける? そんなことが本当にあり得るのですか?
 誰がどのような根拠で主張しているのですか?

 大韓民国やフランスなど各国は水で希釈して海中に捨てています。
 大韓民国の原子力発電所が海中に放出しているトリチウムは2012年で79KCi/年(2京9230兆ベクレル)だそうです。
 フランスのラ・アーグ再処理工場からの放出量の実績値(2003年)はトリチウム水 1.2京(1.2×1016)Bq/年、トリチウムガスは 67兆(1.9×1013Bq)Bq/年だそうです。
 もし水で希釈して海中に捨てることで人体に影響が出るのならば、とっくの昔にもう世界中の人達の人体に影響が出ているはずです。
 そのような報告がなされたことがありましたか?
 そのような学術論文が発表されたことがありましたか?

 漁業者の反発は貴方達マスメディアが生んでいるのです。
 デマを撒き散らし不安を煽り人々の分断を図り分断を利用して商売する。下種の商売としか言いようがありません。
 マスメディアがデマを拡散させた為に民間に大きな被害が出ているのです。
 しかしマスメディアはその責任を一切取ろうとしていませんよね?
 事実をきちんと述べれば漁業者の反発など起こるはずもありませんよ。
 
 結局、日本のマスメディアは、原爆での被害からのデマ拡散による差別と同じことを繰り返しています。
 そして日本のマスメディアは、チェルノブイリ原発事故からも何も学びませんでした。
 積極的にデマを拡散させ根拠のないことを述べ差別を助長し民間に被害を与える。

 デマを拡散させようとするのならば、下種な報道機関であると認識せざるをえません。

 東京新聞は説明責任が発生しています。
 『トリチウムは生物のDNAの中にまで水のごとく入り込み、遺伝子を傷つける恐れがあるとの指摘もある』と記事にありますが、誰がそのような指摘をしているのですか?
 誰がそのような論文を学会に発表しているのですか?
 東京新聞はこの問いに何も答えていません。
 デマを拡散させたままデマを放置しています。
 東京新聞はきっちりはっきりと説明してください。
 お願いします。


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