ナズナは、春の花とはいえ1年中見られるようです。
この度は、菜の花の撮影をした2月12日に撮影したものです。
2・3日前にも通りがかりに菜の花を見ましたが、まだキレイに咲いていました。
2月12日、菜の花の撮影に夢中になり、終えようとした時、少し奥の方に菜の花の畝の間に、白い小花の
咲いている畝がありました。何だろうと近寄って見るとナズナとホトケノザが植えられた雑草の花壇
(畝ではありますが)でした。お見事でした。こんな植え方をされた雑草はみたことがありません。
レンゲの種を蒔かれたような感じです。意図的に植えられた感じですね。
オオイヌノフグリが遠慮気に咲いていました。何しろ無断で撮らせていただいているので、落ち着きませんで
した。肥料たっぷりの雑草たちでした!
ナズナの記事を書いたのは2020/02/01 の記事です。
学名:Capsella bursa-pastoris (L.) Medik. 科名:アブラナ科 属名:ナズナ属の越年草
別名:ペンペングサ・シャミセングサ(三味線草) 分布:日本全土 草丈:20〜50cm
花期:4〜7月ですが1年中見られるようです 田畑や荒れ地、道端など至るところに生える
ムギ栽培の伝来と共に日本に渡来した史前帰化植物と考えられている。
果実の(近縁種)形の違いで、イヌナズナ Draba nemorosa.・グンバイナズナ Thlaspi arvense・マメグンバイ
ナズナ Lepidium virginicumがあります。(Wikipediaを参考)
アブラナ科の植物を、4枚の花弁が十字架のように見えることから
昔は十字花科(Cruciferae)とも呼ばれていた。とWikipedia書かれていました。
[慣用句編集]
ぺんぺん草が生える
ナズナが荒廃した土壌であっても生育することから、荒れ果てた様子を指す。
ぺんぺん草も生えない
荒廃した場所で育つナズナでさえも生育しない様子から、転じて何も残っていない状態、一切合財が
残らない状態を揶揄した表現で、「○○が通った後はぺんぺん草も生えない」のように用いる。
ナズナは春の七草の一つで、七草粥にして、古くから茎が立たないロゼット状の若苗を食用にする
ホトケノザも今次々と咲いていますね
ホトケノザついて以前載せた記事ですが、気の早いものは秋の深まったころには咲いていると書いていますので、
冬に見ることがあるのもうなずけますね。1年中見るごとが出きる感じです。
ホトケノザ(仏の座、学名: Lamium amplexicaule) 科名:シソ科 属名:オドリコソウ属
別名:サンガイグサ(三階草) 草丈:10~30cm 葉は対生で縁に鈍い鋸歯があります。紫色の唇形状の
花をつけます。
名の由来は、花の下にある葉が茎を包み込むようになっているのを仏の蓮華座に見立てたものである。
ホトケノザは,早春の人里に咲く越年草。
まだ、浅い春のうちにいつの間にか咲きだしたかと思うと、耕作が始まる前の田畑を一面赤紫色に埋めつくして
しまう。
秋に芽ばえ、春に花を咲かせて実を結ぶ。この生活史が、里山の生活サイクルとよくかみあっている。
こういった生活形態の植物を、越年草と呼ぶが、気をつけて見ていると、秋の深まった頃にもう花を咲かせて
いる気の早いものもある。白い花をつけるものもあり、シロバナホトケノザ(f. albiflorum)と呼ばれる。