5/15(金)、営業再開したシネ・ウインドで個人的に2本目となる映画、「ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方」を観てきました。
新聞の記事も貼られていたので、せっかくなので載せておきます。
予告編はこんな感じです。
自然を愛する夫婦がカリフォルニア郊外で広大な自然の中で農業を営むという夢を叶えていく7年間を追ったドキュメンタリーです。
何がすごいって、2人はただ大規模な農業をするだけではなく、広大な農地の中で生態系を作り上げていく方法を模索していくのです。
例えば、雑草や害虫も駆除するのではなく、家畜の餌にしたり、その糞をさらに堆肥にしたり、そういうアイディアを一つ一つ思い付く度に農地は豊かになっていきます。
最初は困らされていた害獣でさえも、最終的には生態系に組み込んでいくのが凄かったです。
もちろん、そんな農業は簡単に実現はせずに、何度もつまづきながらも、何年もかけて豊かな農地を作り上げていくのです。
自然に逆らうのではなく、自然と共生することで荒れ地を豊かな農地にしていく壮大な内容で感動しました。
こんな風に自然と人間が共生することができるのかという感動もあったし、何度失敗しても何年もかけて正しい道を探していく生き方からは勇気をもらえました。
人間の可能性を記録した、色んな意味で必見の映画です。
自然と人間の共生を描いたという点では、超大規模な「人生フルーツ」と言えるかもしれません。
ドキュメンタリーとして撮ったとは思えないくらいあまりに美しい自然に驚いたんですが、それと同じくらい、人間の美しい姿も描いた映画でした。