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1/17(月)、羊画廊「ガラス絵展21」を見に行ってきました。
19名の作家さんが参加しているガラス絵展です。
菅野由貴子さんは、赤い家や青い鳥、黄色いキツネなど、まるで絵本のワンシーンのような可愛さ。
林孝彦さんは、一見抽象画のようで、地面に飛び散る雨の水しぶきやガラス窓のしずくなどを、色とりどりに表現。
小磯稔さんは、カニや花といった生物を、単純化した最低限の線でリアルに表現していて、まるで日本画のよう。
ツリタニユリコさんは、ひょうたんと小鳥、そして今年の干支の虎のキャラクターで、年賀状や絵葉書のイラストという感じ。
安藤真司さんは、細密な色の集合によって、まるで生きているようなリアルな猫。
弦巻理江さんは、大胆な筆遣いでウニやコロナビールといった静物を描き、先程の小磯稔さんが日本画ならこちらは洋画のような雰囲気。
ワタナベメイさんは、今年の干支の虎が赤べこのようなキャラクターになった虎べこや、ユニコーンの可愛いキャラクターたち。
佐藤杏子さんは、部屋の中で見た何気ない一瞬のような風景を、大胆な油彩画で切り取る。
前山忠さんは、写実的な青空と薄雲…の一部のメッキをあえて剥がすことで、自然を人工的に切り取るような不思議な雰囲気に。
いのまたももこさんは、黒いうさぎと、黒い服を着た白い髪の子供が、まるで浮き輪のようにレコードに体を通して踊るという可愛いイラスト。
猪爪彦一さんは、獣のような人間のような不思議な怪物、その名も「異族」。
本望マサ子さんは、黒猫のいる日常風景を、シンプルな線と色で表現。
齋藤悠紀さんは、妖怪のアマビエや、二足歩行のウサギなどの動物が夜を歩いていく、おとぎ話のような幻想的な世界。
野口真弓さんは、夜空に光る星々や月を、シンプルながらどこか温かみのあるデザインで表現。
原陽子さんは、方眼紙の上に踊る人間、レースのソファーに座る人間や、シンプルな円の連続で波打つような模様など、現実と空想の間のような不思議な世界をコラージュで表現。
竹田一紀さんは、今年の干支である虎をリアルに描きつつも、頭巾や帽子を被っているという、遊び心のある絵。
鈴木晃さんは、福島潟の雪原や沼垂の町角の壁などを、シンプルな色使いながらもその場の空気まで伝わるようにリアルに表現。
板垣匠さんは、緻密に描いた女性の今にも動き出しそうな表情。
堀葉月さんは、金魚や今年の干支である虎を、まるでステンドグラスのような鮮やかな色で表現。
同じガラス絵でも、それぞれ画材もテーマも異なり、風景画、抽象画、人物画、静物画などなど様々な作品を見ることが出来ました。
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あと画廊の前の羊に虎が乗ってて可愛かった。