舞い上がる。

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ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

春の高田旅行の思い出・後編:高田世界館『恋する輪廻 オーム・シャンティー・オーム』マサラ上映!

2018-04-02 00:57:17 | Weblog
3/31(土)、春の高田旅行の思い出です!



前編ではがんぎっこさんの5周年ライブに行ったことを書きましたが…
春の高田旅行の思い出・前編:がんぎっこ5周年ライブ!ゲスト、看板娘。さん!





ここからは後編ということで、夜に高田世界館に行ったことを書いていこうと思います!
僕が高田世界館に来るのは、一昨年の『この世界の片隅に』、昨年の『シグナル 月曜日のルカ』に続いて3回目でした。





高田でこだわりの上映を続けて愛されている、日本最古の映画館である高田世界館。
この日も色々な面白そうな映画が上映されていましたが…





夜は、インド映画の『恋する輪廻 オーム・シャンティー・オーム』の一夜限りのマサラ上映が行われました!
マサラ上映とは、映画に合わせて声を上げたりクラッカーを鳴らしたりしてライブのように楽しむ映画の上映スタイルらしく、一度体験してみたいと思ったのです。





なんでも、この『恋する輪廻 オーム・シャンティー・オーム』、高田世界館の支配人である上野さんが大好きな映画らしいです。
登場人物の顔写真が貼られているあたりからも気合を感じます。





そんな訳で観て来た『恋する輪廻 オーム・シャンティー・オーム』、基本的にはすごくシンプルな物語なんですよね。
映画俳優の主人公がある人気女優と恋に落ちるも、二人の恋を疎ましく思う悪役によって主人公は殺されてしまうのですが、タイトルの通り「輪廻転生」して生まれ変わった主人公は人気俳優となり、彼女と結ばれるという、まあ、ファンタジー・ラブストーリーなわけです。

これだけだとどこらへんが面白いのか分からないかも知れませんが、この映画のすごいところは、そういうまあわりと王道と思われるストーリーの中に次から次へと「面白いネタ」をぶっ込んでくるのです。
映画の撮影現場を舞台にしたシーンがこの映画の大部分なわけですが、劇中映画の俳優たちが、いちいち外連味溢れる面白いキャラとして登場したり、時にはストーリーと直接関係ないだろ!っていうギャグが連発されたり、中でも映画関係者たちのパーティーのシーンは異様なまでに盛り上がるミュージカルシーンになっていたりと、とにかく凄まじいテンポで次から次へと盛り上がるネタをぶっ込んでくるという、全編通して全力疾走するような非常にハイテンションな映画なのです。

でですよ、そういう映画が異様なまでに盛り上がるシーンの最高の楽しみ方が、このマサラ上映なわけですよ。と言うか、マサラ上映を前提としてそういうシーンを作ってるだろこの映画!って感じがしました。
映画の盛り上がりに合わせて大量の紙吹雪を撒き散らし、楽器を奏で、クラッカーやピストルを撃ち鳴らし、絶叫し踊り狂うという、もはや映画鑑賞とかそういう次元を超越した狂乱の宴で、最初から最後まで大爆笑でした!

上映前には全員に紙吹雪とクラッカーが配られたり、楽器の貸し出しがあったり、また、この映画は二部構成になっていたのですが、途中の休憩時間では支配人自らミュージカルシーンでの振付をみんなに教えたりと、マサラ上映を盛り上げるための映画館の気合いの入れっぷりが凄かったです!
中には楽器やおもちゃの銃を持ち込む人までいて、僕と同じようにがんぎっこから高田世界館をハシゴした人がいたんですけど、その方がおもちゃのピストルを貸してくれたんですけど、本気でマサラ上映を楽しむ人の情熱が凄かったですね!

そんな訳で、初めてのマサラ上映は未だかつてない爆笑映画体験が出来ました!
こういう映画館を楽しめる活動を積極的に行っているを高田世界館さん、また行きますね!
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