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ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

『戦うニートの死ぬとき』 8日目、10月17日。~精神治療編~

2014-10-18 20:43:19 | Weblog
ブログの中で行う企画とは言え、演劇のようにエンディングが近付くにつれて徐々に盛り上がって行きたい、チヒロブルースの一人芝居『戦うニートの死ぬとき』
前回、10月16日(木)のラストで突然テンションが上がり始める謎のクライマックス感でしたが、今回はどうなる?という訳で、10月17日(金)、公演8日目でございます。



今までのあらすじはこちらです。

チヒロブルース一人芝居 『戦うニートの死ぬとき』 開演です。
『戦うニートの死ぬとき』が出来るまで。
『戦うニートの死ぬとき』が出来るまで。が出来るまで。
『戦うニートの死ぬとき』 初日、10月10日。
『戦うニートの死ぬとき』 2日目、10月11日。
『戦うニートの死ぬとき』 3日目、10月12日。~古町編~
『戦うニートの死ぬとき』 3日目、10月12日。~万市編~
『戦うニートの死ぬとき』 4日目、10月13日。
『戦うニートの死ぬとき』 5日目、10月14日。
『戦うニートの死ぬとき』 6日目、10月15日。
『戦うニートの死ぬとき』 7日目、10月16日。 ~えんとつ作業編~
『戦うニートの死ぬとき』 7日目、10月16日。 ~バカとコントと芸術編~





はい、という訳で昨日、10月17日(金)に何をしていたかと言うと、この日は朝から精神科に行っておりました。
もともと一週間前の10月10日(金)に予約していたのですが、この日は朝から体調がすぐれずにキャンセルし、あらためて予約したのでした。

10月10日(金)と言えば、この『戦うニートの死ぬとき』の初日であり、そもそもこの日の朝起きられなかった自分を10日間の公演期間中になんとかすることが、この公演の目的です。
という訳で、第一話で果たせなかった夢を、最終回2回前で成し遂げるという、非常に燃える展開であります!



精神科には11時からという比較的遅めの時間に予約していたので、無理せずに行けました。
ちなみに起きたのは10時でした。

最初は、主治医に最近の経過を報告したりいくつか質問をしたりして、その後でカウンセラーさんのカウンセリングを受けました。
せっかくなので、治療の内容を忘れないうちに記録しておこうと思います。



前回通院した時には、生活リズムが乱れていることと、そのせいもあって今後の就職活動を行っていく自信がないことについて相談しました。
その時、主治医から言われたのは、「多くの人は仕事などの理由があるから起きられるのであって、仕事をしていなければ普通は起きられませんよ」ということ。

しかし、それから本当にどう頑張っても起きられないので就活も出来ないというパラドックスに陥っていたのが、一週間前のことでした。
それから一週間経って、少しずつ起きられるようになってきた、という話をすると、主治医は「段々起きる時間が安定してきたら、今度は寝る時間も安定していけると良いですね」と言いました。

また、今後の就職についていくつか選択肢を考えていて、その一つとして障害者手帳を作って障害者雇用で働くという案についても相談してみました。
主治医からは、障害者手帳が必要になれば作ることは可能だけど、本当にそれが一番いい案なのか考えてからまた相談してくださいと言われました。



その後、カウンセリングが始まりました。
まずは、主治医と同じようにここ最近の生活リズムの乱れについて報告しました。

それから、でもこの一週間はブログに自分の生活パターンを記録するようになってから少しずつ調子が良くなってきた、という話もしてみました。
「毎日の日記を演劇の情報を載せるみたいに描いてる」と言うと、カウンセラーさんから「そういう楽しみながら治していくやり方はあなたに合ってると思います」と言われました。

また、この調子で生活リズムが改善できたとして、その先の目標である就活、就職についても話し合いました。
ニート期間が長すぎてすっかり忘れかけていましたが、僕は発達障害であり、特に仕事に関してその影響が異常に大きく出るというのが一番の問題なのでした。

どんな仕事をするか、どうやって働いていくかというのが、治療の最終目的な訳です。
と言っても、仕事に関してはやってみないとなんとも言えないところがあるので、取り敢えずどこかに就職してみて、様子をカウンセラーに報告しながら策を練っていく、というやり方でずっとカウンセリングを受けて来ました。

一つ前の仕事は「フルタイムで働いてみよう」というの目的でやっていて、その結果「労働時間が長いと続かない」ことが判明し、「もっと短めのバイトに」という結論が出たのでした。
このように、就職してはどうやったら続けられるかをカウンセラーと話し合い、無理だったらやめて策を練り直す、というのを長期間続けるのが、僕の病気に対する治療なわけです。

今回のカウンセリングは、まさにその仕事をやめた後で次の仕事に向けての練り直しでした。
いくつか出た選択肢をまとめると、以下の3つになります。

・短時間の簡単なバイトをする。
・手帳を取得し障害者雇用で働く。
・才能を活かして作家を目指す。

この中で、まずは一つ目の短時間の簡単なバイトを探そうということになりました。
取り敢えず一番ハードルが低そうだし、出来たら年内にバイトを始めたいので一番すぐ始められそうだからです。

他の選択肢については、来年あたりにじっくりと時間をかけて考えていけばいいと思います。
始めたバイトが無理だったらやめた後で考えるかも知れないし、逆に仕事が続けられて余裕が出てきたらバイトをしながら考えるかも知れないです。

どっちにしろ来年の話を今から悩んでも仕方ないので、まずは今年の目標を考えることにしました。
取り敢えず決まっているのは、以下の通り。

・10月20日までに生活リズムを改善する。
・10月31日までに仕事を探し始める。
・11月中にどこかしらの仕事に応募する。
・年内に、何かしら働く。

こうしてまとめてみると、だいぶ有意義なカウンセリングだったと思います。
次のカウンセリングは就活中に受ける予定です。





という訳でこの日の公演は、診察というエピソードから自然な流れで初日の回想を行い、最終回の2日前というこのタイミングで公演の目的に今一度立ち返るという、まさにクライマックス直前に相応しい内容だったと思います。
さらには、カウンセリングというエピソードによって第一話より過去の回想シーンを自然に描き、物語の本質に迫るという、これはまさに、まどマギ第10話のほむらの回想シーンに相当する神回と呼べるでしょう。

ここに来て壮大なテーマが見えてきた『戦うニートの死ぬとき』
果たしてニートの死という悲劇は避けられないのか?結末は変えられないのか?奇跡も魔法もあるのか?







一体どうなる!?





つづく!







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