えー、先週の話になりますが・・・
演劇界の大王こと後藤ひろひと氏が、ワークショップ「ROYAL PLANT」のために松本に出没されました。
後藤ひろひと氏と言えば、昨年のまつもと演劇祭で特別講師として松本を訪れ、
松本の演劇人とともに笑い、飲み、遊びつくして帰って行った凄まじい方です。
大王は演劇人の犇めく松本をえらくお気に召したようで、「I'll be back!!」とカリフォルニア州知事の言葉を残して去っていったと思ったら、
帰りの電車が事故で止まったために帰った直後に再び松本にbackしてきたという伝説の持ち主です。
俺は大阪在住でプロの演劇人である大王に対して果敢にも学生演劇BLUES「ピコピコ電脳家族」の宣伝をし、
「確実に行けないな~!!」と言われた事は、今でも記憶に新しいです。
ヨメを質に入れてでも参加したかった「ROYAL PLANT」ですが、祖父の葬儀や、4月末の「堕落ノ詩」の稽古のために涙の断念。
まあ、仕方のない話です。(あと、料金が高かった)
とは言え、せっかく大王が松本に来てるんならちょっとだけでも会いたい!!
ということで、大王が松本に到着する時刻を予め調べ、俺とおもケンが松本駅で待ち伏せるという行動に出ました。
大王から分かり易いように看板を作りました。
作製時間、5分。
改札前で看板を持ち、大王を待つ俺とおもケン。
数分後・・・
大王登場だ!!
大王「なんや!!またお前らか!!何しに来たんや!!」
出会って早々、若手芸人のごとくいじられる俺とおもケン。
その瞬間、俺は思った…「ここだッ!」
すかさずチラシを手渡す。
俺「今度また公演があるんですよ~!」
大王「なんや!!またお前らは宣伝しに来たんか!!行けるわけないやろ!!」
またしても確実に行けなかった大王。
ハア~、ザムネンザムネン!!
すると、そこに現れる劇団ACTのKヨミさん。
大王の松本の愛人ことKヨミさんが、この日は大王とランデヴーすることになっていたのです。
出会った途端、走り出して抱き合う大王とKヨミさん。
松本駅が揺れる!!
大王「Oh~!!Kヨミ~!!」
Kヨミ「大王~!!アーッハッハッハ!!」
そんな二人に見とれていると、おもケンが言いました。
おもケン「行こうぜ。二人の時間を邪魔しちゃ可愛そうだ」
俺「ああ、そうだな」
僕らは愛しあう二人を残してその場を去りました。
で、この翌日から俺は新潟に帰ってしまったので、しばらく大王や松本の面々にも会わない日々が続きました。
俺が新潟にいる間に、おもケンは大王のインタビューをすることになって、大層仲良くなったらしいです。(共演しろ!)
で、俺が新潟から帰って来た日が、ちょうどROYAL PLANTの最終日でした。
スーパースターのダイスケに誘われて、ROYAL PLANTの打ち上げに勝手に乱入しました。
俺と大王がまさかの再会。
大王「またお前か!!鬱陶しい奴やなあ!!」
実はこの日、大王に渡したいものが・・・
俺の名刺ね。
(作製時間・5分)
しかし、これを見た大王は・・・
大王「なになに?松本のヌイトツレ?」
アッーーーー!!!!
俺の字が汚くて「アイドル」が「ヌイトツレ」になっとるーー!!
大王「そうか、君はヌイトツレか!」
大王からヌイトツレというあだ名を付けられてしまった俺。
挙句の果てに、
大王「君のやってる劇団は何だっけ?劇団ヌイトツレだっけ?」
勝手に劇団名まで変えられとるーーーー!!!!
大王「劇団ヌイトツレのポスター、街中でいっぱい見たな。山雅FCの次に多かったよ」
俺「あ、ありがとうございます!!」
大王と話せるだけでも俺は相当嬉しいんですが、その大王がポスターを街で見たと言ってくれることは、広報冥利に尽きるというものです。
思い起こせば、演劇を始める前に、バイト先で大泉洋さんにお会いした時も、一昨年の演劇祭で近藤芳正さんにお会いした時も、人見知りで殆ど話せなかった俺。
そんな俺にとって、大王は生まれて初めて楽しく話すことが出来たプロの演劇人の方です。
それからと言うもの、今年はヨーロッパ企画の永野さんとお会いするなど、色々な演劇人の方々と出会う機会が増えてきたのは嬉しい限りです。
・・・とかそんなことを話しながら考えていると、
大王のマネージャー、サー・ストライカー北橋氏が俺の名刺を持って歩いているではないか・・・
サー・ストライカー北橋さん「これ、なおしとこう・・・」
名刺をなおす・・・?
字が汚かったから修正でもするのか?
劇団ACT・H沢さん「チヒロ!『なおす』って関西弁で『しまう』って意味だぞ!」
俺「え、そうなんですかっ!?」
H沢さん「何してんだよ!よしもとクリエイティブエージェンシーの人がお前の名刺をしまおうとしてるんだよ、挨拶してこい!」
俺「あ、は、はいっ!!」
マジか、俺が手書きで作った名刺が、よしもとの人の手に渡ってしまうとは。
ついに俺という人間がよしもとの人と繋がってしまった!!
人生何が起きるか分かりませんね、特にこれからは。
因みに、今回の記事のタイトル「他人を楽しませる人は、他人の二百倍楽しんでいなければいけない!」は、
大王のブログ「ひろぐ」に書かれていた言葉です。
大王が松本を満喫している話がたくさん載っています。
俺も人生を楽しもう!
そう誓う、チヒロ24の春でした。
演劇界の大王こと後藤ひろひと氏が、ワークショップ「ROYAL PLANT」のために松本に出没されました。
後藤ひろひと氏と言えば、昨年のまつもと演劇祭で特別講師として松本を訪れ、
松本の演劇人とともに笑い、飲み、遊びつくして帰って行った凄まじい方です。
大王は演劇人の犇めく松本をえらくお気に召したようで、「I'll be back!!」とカリフォルニア州知事の言葉を残して去っていったと思ったら、
帰りの電車が事故で止まったために帰った直後に再び松本にbackしてきたという伝説の持ち主です。
俺は大阪在住でプロの演劇人である大王に対して果敢にも学生演劇BLUES「ピコピコ電脳家族」の宣伝をし、
「確実に行けないな~!!」と言われた事は、今でも記憶に新しいです。
ヨメを質に入れてでも参加したかった「ROYAL PLANT」ですが、祖父の葬儀や、4月末の「堕落ノ詩」の稽古のために涙の断念。
まあ、仕方のない話です。(あと、料金が高かった)
とは言え、せっかく大王が松本に来てるんならちょっとだけでも会いたい!!
ということで、大王が松本に到着する時刻を予め調べ、俺とおもケンが松本駅で待ち伏せるという行動に出ました。
大王から分かり易いように看板を作りました。
作製時間、5分。
改札前で看板を持ち、大王を待つ俺とおもケン。
数分後・・・
大王登場だ!!
大王「なんや!!またお前らか!!何しに来たんや!!」
出会って早々、若手芸人のごとくいじられる俺とおもケン。
その瞬間、俺は思った…「ここだッ!」
すかさずチラシを手渡す。
俺「今度また公演があるんですよ~!」
大王「なんや!!またお前らは宣伝しに来たんか!!行けるわけないやろ!!」
またしても確実に行けなかった大王。
ハア~、ザムネンザムネン!!
すると、そこに現れる劇団ACTのKヨミさん。
大王の松本の愛人ことKヨミさんが、この日は大王とランデヴーすることになっていたのです。
出会った途端、走り出して抱き合う大王とKヨミさん。
松本駅が揺れる!!
大王「Oh~!!Kヨミ~!!」
Kヨミ「大王~!!アーッハッハッハ!!」
そんな二人に見とれていると、おもケンが言いました。
おもケン「行こうぜ。二人の時間を邪魔しちゃ可愛そうだ」
俺「ああ、そうだな」
僕らは愛しあう二人を残してその場を去りました。
で、この翌日から俺は新潟に帰ってしまったので、しばらく大王や松本の面々にも会わない日々が続きました。
俺が新潟にいる間に、おもケンは大王のインタビューをすることになって、大層仲良くなったらしいです。(共演しろ!)
で、俺が新潟から帰って来た日が、ちょうどROYAL PLANTの最終日でした。
スーパースターのダイスケに誘われて、ROYAL PLANTの打ち上げに勝手に乱入しました。
俺と大王がまさかの再会。
大王「またお前か!!鬱陶しい奴やなあ!!」
実はこの日、大王に渡したいものが・・・
俺の名刺ね。
(作製時間・5分)
しかし、これを見た大王は・・・
大王「なになに?松本のヌイトツレ?」
アッーーーー!!!!
俺の字が汚くて「アイドル」が「ヌイトツレ」になっとるーー!!
大王「そうか、君はヌイトツレか!」
大王からヌイトツレというあだ名を付けられてしまった俺。
挙句の果てに、
大王「君のやってる劇団は何だっけ?劇団ヌイトツレだっけ?」
勝手に劇団名まで変えられとるーーーー!!!!
大王「劇団ヌイトツレのポスター、街中でいっぱい見たな。山雅FCの次に多かったよ」
俺「あ、ありがとうございます!!」
大王と話せるだけでも俺は相当嬉しいんですが、その大王がポスターを街で見たと言ってくれることは、広報冥利に尽きるというものです。
思い起こせば、演劇を始める前に、バイト先で大泉洋さんにお会いした時も、一昨年の演劇祭で近藤芳正さんにお会いした時も、人見知りで殆ど話せなかった俺。
そんな俺にとって、大王は生まれて初めて楽しく話すことが出来たプロの演劇人の方です。
それからと言うもの、今年はヨーロッパ企画の永野さんとお会いするなど、色々な演劇人の方々と出会う機会が増えてきたのは嬉しい限りです。
・・・とかそんなことを話しながら考えていると、
大王のマネージャー、サー・ストライカー北橋氏が俺の名刺を持って歩いているではないか・・・
サー・ストライカー北橋さん「これ、なおしとこう・・・」
名刺をなおす・・・?
字が汚かったから修正でもするのか?
劇団ACT・H沢さん「チヒロ!『なおす』って関西弁で『しまう』って意味だぞ!」
俺「え、そうなんですかっ!?」
H沢さん「何してんだよ!よしもとクリエイティブエージェンシーの人がお前の名刺をしまおうとしてるんだよ、挨拶してこい!」
俺「あ、は、はいっ!!」
マジか、俺が手書きで作った名刺が、よしもとの人の手に渡ってしまうとは。
ついに俺という人間がよしもとの人と繋がってしまった!!
人生何が起きるか分かりませんね、特にこれからは。
因みに、今回の記事のタイトル「他人を楽しませる人は、他人の二百倍楽しんでいなければいけない!」は、
大王のブログ「ひろぐ」に書かれていた言葉です。
大王が松本を満喫している話がたくさん載っています。
俺も人生を楽しもう!
そう誓う、チヒロ24の春でした。
あと、大王に渡してたのは何処にいったんだろうね。持っては行かなかったような…。
あら、E藤さんでしたか!
あの日は俺がH沢さんとE藤さんと、松本の演劇の将来について語り合う流れになってましたね。
色んな刺激を貰う事ができました。ありがとうございます。
大王に渡した名刺は、色んな人の手に渡って最終的に大王のマネージャーさんの名刺入れになおされたって事じゃないでしょうか。
たまに覗いてみたら、おれの名前があるじゃないか!ちーちゃんありがとうね。
もうすぐ公演ですな。
楽しみにしてますよー。
E藤さんは時々このブログに勝手に登場させてます。
公演是非観に来て下さい!
E藤さんも6月の公演頑張って下さい。
れんげでごはん「処方箋ライター」楽しみにしてます。