舞い上がる。

日々を笑い、日々を愛す。
ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

映画「君がいる、いた、そんな時。」観てきました。

2020-07-26 22:26:20 | Weblog


7/25(土)、シネ・ウインドで「君がいる、いた、そんな時。」を観てきました。





予告編はこんな感じです。



母親がフィリピン人の岸本くんは小学校でいじめられていて、自分で小説を書くこと、図書館の祥子先生に会うことが数少ない楽しみだった。
一方、DJカヤマと名乗りめちゃくちゃな校内放送をしては学校中からバカにされてクラスでも浮いてる香山くんは、そんな岸本くんに興味を持って近付いていく。

岸本くんは香山くんを鬱陶しく思うが、香山くんは岸本くんと一緒に校内放送でドッキリ企画を一緒にしようと持ち掛ける。
そんな二人と仲良くしている祥子先生だったが、実は彼女にも人には言えない秘密が…という、学校の中でちょっと浮いてしまっている、はみだし者3人組のドラマです。

学校で浮いてる3人が、近付いたりすれ違ったりしながらも共に生きていく物語になっていて、すごくいいなと思いました。
僕は自分がそうだったこともあってはみだし者が頑張る話は大好きなんですけど、岸本くん、香山くん、そして祥子先生も、それぞれ抱えているものがあって、どれも気持ちがすごく分かったし、映画を見ながら「頑張れ…!!」と思ってしまいました。

そこで、3人は「学校」という世界の常識からははみ出しているような、というか、普通に学校で問題になるような行動に出るんですけど、そこまでしても自分の抱えきれない気持ちを表現せずにはいられない3人の、パンクな行動にめちゃくちゃぐっときてしまいました。
また、学校で居場所のない登場人物たちが、最終的に教室以外の居場所を見つけていく物語にもなっていたのもすごくいいなと思ったし、学校に居場所がなかった10代の頃の自分に見せたい映画だなと思いました。





僕が観た回は上映後に迫田監督と新潟市在住の作家・桜井美奈さんとトークもありました。
どうして映画に直接関係ない桜井美奈さんが?と思ったら、迫田監督は桜井美奈さんの「きじかくしの庭」という小説が好きで、映画を作る上で参考にしたので是非一緒に舞台挨拶がしたかったということでした。





サインも飾ってありました。
また、パンフレットを買ったら古厩智之のコメントも載っていたんだけど、確かに「のぼる小寺」さんの登場人物たちにも通じる良さがあるなと思ったりもしました。
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