ネオンホール20周年記念公演「邪宗門」の感想。
ネオンホール20周年記念公演として行われた、寺山修司の「邪宗門」
11/9(土)から11/18(日)にかけて10日間連続で公演しています。
僕は昨日、11/16(金)の夜に観劇して来ました。
邪宗門の公演は、明後日11/18(日)まであるので、ネタバレしない程度に感想書いていきます。
まず最初に驚いたことは、開場の30分前からネオンホールの前に長蛇の列が出来ていたこと。
10日間ある公演の予約はなんと全て満席で、更に当日券を買い求める人達が何十人も来ていたから、入る前から熱気が凄かったです。
そもそも、ネオンホールは普段はキャパ50~60人くらいで営業しているそうなんですが、予約の時点で70人くらいいたというから驚きです。
しかもそれが10日間の公演全て満席で、いかにこのネオンホールが人々に愛されているかが分かります。
そして会場に入ってびっくりしたことは…
(まだ見ていない人はネオンホールで確かめて下さい。後日ブログに書きます)
そして肝心のお芝居ですが、本当に素晴らしかった!というか凄まじかった!
役者の皆さんの主張しまくりの演技、役者に負けないくらい主張しまくりの音楽、そして衣装と舞台美術。
どれを見ても、観客に訴えかけるような気合いに溢れ、様々な表現欲求が一つになって爆発したような印象を感じました。
(詳しい感想は、後日ブログに書きます)
今回の邪宗門は、嵐組、花組のダブルキャストになっています。
僕が見られたのは花組だけだったんですが、嵐組も見たかったなあ。
また、日替わりでゲスト歌手が劇中歌を歌う場面があるんですが、僕が見た回はタテタカコさんでした。
僕がタテタカコさんの歌声を生で聞くのは初めてでしたが、歌った瞬間にその場の空気を変えてしまうようなすごい方で、聞き入ってしまいました。
終演後には、今回の演出家である中沢清さんからご挨拶がありました。
中沢清さんは長野市の演劇実験室カフェシアターの方です。
初めて知ったのですが、中沢さんはかつて東京で寺山修司が主宰の劇団「天井桟敷」に入っていて、本家の邪宗門に出演されていたそうなのです。
また、ネオンホール一周年記念の時にも邪宗門の公演を行われた経歴があるとのことでした。
天井桟敷の邪宗門は、キャパ300人の劇場に400人を詰め込んで行った、とんでもない公演だったそうです。
終演後にも役者が客席に向かって叫び続け、観客もそれに対してブチ切れ、挙げ句の果てに客席から一斗缶が飛んで来たような、今では考えられない爆発的な熱気だったそうです。
僕はもちろんその公演を知らないのでこういうことを言うのはアレですが、今回の邪宗門は、中沢さんがその熱気を再現したものではなかったのかと思います。
本当に、演劇、音楽、美術、それらの純粋な表現欲求を2時間の舞台に凝縮して爆発させたような、壮絶な体験でした。
また、役者やミュージシャンなど様々な才能が集結して作られているこの公演は、ジャンルを超えた表現の場となっているネオンホールならではの魅力が詰まっていたと思います。
そしてその公演が連日満席になるのも、ネオンホールがいかに長野市の文化の中心となり人々に愛されているからだと思うと嬉しいです。
そのような感動的な場に立ち合えたこと、本当に幸せに思います。
大好きなネオンホールの思い出がまた一つ増えました。
ネオンホール20周年記念公演として行われた、寺山修司の「邪宗門」
11/9(土)から11/18(日)にかけて10日間連続で公演しています。
僕は昨日、11/16(金)の夜に観劇して来ました。
邪宗門の公演は、明後日11/18(日)まであるので、ネタバレしない程度に感想書いていきます。
まず最初に驚いたことは、開場の30分前からネオンホールの前に長蛇の列が出来ていたこと。
10日間ある公演の予約はなんと全て満席で、更に当日券を買い求める人達が何十人も来ていたから、入る前から熱気が凄かったです。
そもそも、ネオンホールは普段はキャパ50~60人くらいで営業しているそうなんですが、予約の時点で70人くらいいたというから驚きです。
しかもそれが10日間の公演全て満席で、いかにこのネオンホールが人々に愛されているかが分かります。
そして会場に入ってびっくりしたことは…
(まだ見ていない人はネオンホールで確かめて下さい。後日ブログに書きます)
そして肝心のお芝居ですが、本当に素晴らしかった!というか凄まじかった!
役者の皆さんの主張しまくりの演技、役者に負けないくらい主張しまくりの音楽、そして衣装と舞台美術。
どれを見ても、観客に訴えかけるような気合いに溢れ、様々な表現欲求が一つになって爆発したような印象を感じました。
(詳しい感想は、後日ブログに書きます)
今回の邪宗門は、嵐組、花組のダブルキャストになっています。
僕が見られたのは花組だけだったんですが、嵐組も見たかったなあ。
また、日替わりでゲスト歌手が劇中歌を歌う場面があるんですが、僕が見た回はタテタカコさんでした。
僕がタテタカコさんの歌声を生で聞くのは初めてでしたが、歌った瞬間にその場の空気を変えてしまうようなすごい方で、聞き入ってしまいました。
終演後には、今回の演出家である中沢清さんからご挨拶がありました。
中沢清さんは長野市の演劇実験室カフェシアターの方です。
初めて知ったのですが、中沢さんはかつて東京で寺山修司が主宰の劇団「天井桟敷」に入っていて、本家の邪宗門に出演されていたそうなのです。
また、ネオンホール一周年記念の時にも邪宗門の公演を行われた経歴があるとのことでした。
天井桟敷の邪宗門は、キャパ300人の劇場に400人を詰め込んで行った、とんでもない公演だったそうです。
終演後にも役者が客席に向かって叫び続け、観客もそれに対してブチ切れ、挙げ句の果てに客席から一斗缶が飛んで来たような、今では考えられない爆発的な熱気だったそうです。
僕はもちろんその公演を知らないのでこういうことを言うのはアレですが、今回の邪宗門は、中沢さんがその熱気を再現したものではなかったのかと思います。
本当に、演劇、音楽、美術、それらの純粋な表現欲求を2時間の舞台に凝縮して爆発させたような、壮絶な体験でした。
また、役者やミュージシャンなど様々な才能が集結して作られているこの公演は、ジャンルを超えた表現の場となっているネオンホールならではの魅力が詰まっていたと思います。
そしてその公演が連日満席になるのも、ネオンホールがいかに長野市の文化の中心となり人々に愛されているからだと思うと嬉しいです。
そのような感動的な場に立ち合えたこと、本当に幸せに思います。
大好きなネオンホールの思い出がまた一つ増えました。