舞い上がる。

日々を笑い、日々を愛す。
ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

何者にもならなくていい自分を受け入れてヘラヘラ生きようぜ。

2024-11-13 21:27:28 | Weblog
11月になってから、西区アートフェスティバルに参加したり、能登半島地震のボランティアに行ったり、劇団あかつきを観に行ったり、それ以外にも色々な映画を観に行ったり、美術館や画廊に行ったり、とても充実している。
色々な体験が増えれば日記に書きたいことも増えて行くが、なかなか時間が足りないのだ。

最近は生活リズムが安定していて、夜は早く寝てしまう。
それはいいことなのだが、今まで夜に書いていた日記はいつ書くのか、新しい生活リズムを立て直す時に来ている。

そんな中、11/11(月)に新潟県障害者芸術文化祭の美術展の作品搬入、そして翌日11/12(火)は見に行った。
この2日間はできるだけそれ以外の時間に、ひたすら日記を書き続けることにした。





日記を書く作業に集中するために、まずは気分転換に部屋や机を片付けて、スーパーで花も買ってきた。
11月の誕生花ということでガーベラが安かった。

しかし頑張りすぎてしまったのか、喉が痛くなってしまった。
それで11/13(水)にかかりつけの医者を受診したのだが、検査の結果コロナでもインフルエンザでもなかった。風邪ということもなく、ただ単に喉が痛んでいただけだった。

好きなことをやっていきているとはいえ、無理して体を壊しては意味がない。
できるだけ安定した生活リズムの中で、できるだけ無理のない時間で好きなことをしていこう。



せっかくなので、今後の自分の生き方の目標を書いてみようと思う。
結論から言うと、無理のない範囲で自分のためになることと、社会のためになることを頑張りたい、それ以外のことは頑張らない、ということ。

例えばこうして日記を書いたり、絵を描いたりする表現活動は、自分が自分が人間らしく生きるために必要なものであり、ただの趣味以上の大きな意味がある。
また、反戦スタンディングや災害ボランティア、選挙の呼びかけなどは、世の中のためになることでやりがいがある。

しかし、それ以外に、例えば人から何かを頼まれると、僕はついつい安請け合いをしてしまうことがある。
それで自分も一緒に楽しめたり、貴重な経験をできることもあるし、その活動が世の中のためになると思えれば賛同できることもあるが…でも、もう自分の生活を犠牲にしてまで誰かの頼まれ事に応じるのはやめようと思う。

自由に生きて行く、好きなことをして生きて行く、そのつもりでも、ついつい流されてしまうのが自分なのだ。
自分のためにやりたいこと、社会のためにやりたいこと、それが何なのかだんだん自分は見えてきたので、それ以外のことに軽い気持ちで関わって、他人のやりたいこと振り回されるようなことはもうやめようと思う…と、ちゃんと自覚するためにしっかり書ていおきます。

それと、僕は今まで演劇をやったり、トークイベントをやったり、何かと表現活動をしてきた。
それもただ自分の好きなことができればいいという気持ちでやっていたつもりだが、やっぱり続けていると、自分でも「売れたい」「大きくなえりたい」「評価されたい」みたいな下心が出てくることがある。

でも、去年の年末にトークイベントをやめてから、そういう自分を客観視できるようになった気がする。
自由にやっていたつもりが、自分で自分に囚われていたなあと思う。

今は日記に好きな文章を書いて、好きな絵を描いて時々展示をしていて、それで十分だと思う。
それで有名になりたいとか、お金を稼ぎたいとかももう全然考えていない。

もう「何かをする人」になろうとしなくてもいい、障害者アーティストなので自分のやりたいことをして生きるだけでいいのだ。
38歳になって、やっとここまで自由な気持ちになれた。



18歳で高校を卒業して、何となく新しいことに挑戦しようと大学に進学しても、やりたいことは特に見つからなかった。
大学の途中で精神疾患を発症して通学できなくなり、卒業後の目標もなく、就活もできずにいた時に、ブログと演劇に出会った。

とりあえず将来は分からなくても目の前の卒論を死にそうな思いで乗り越え、卒業して演劇を続けようと思った。
一人暮らしでアルバイトをしながらの演劇生活は楽しかったが、自分には負担が大きく、新潟に帰ってきた。

新潟では、演劇、コント、朗読、絵の展示、執筆とZINEの販売、トークイベントなど、とにかく色々なものに挑戦してみた。
今思えば無理していたものもあったが、今はとにかく自分に無理のないペースで個人的に日記を書いたり絵を描いたりできればそれでいいと思う。

それから好奇心の赴くままに、映画や美術の他、音楽やアイドルなどの色々な文化にも触れてみる中で、わりと長くオタク文化の中にいたので、自分もオタクだと思い込んでいた時期がわりとあった。
でも、トークイベントをやめてから、自分はもうオタクを卒業して、自分らしく好きなことをしていこうと思うようになった。

ここまで気付けるのに、18歳から38歳までの20年間もかかってしまった。
でも、試行錯誤、紆余曲折してばかり、遠回りしてばかりのこの20年間、無駄に思えたことも大切な体験だと思うので、これからも自分の体験や気持ちを日記に書き続けていこうと思います。
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