舞い上がる。

日々を笑い、日々を愛す。
ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

この支配からの卒業。

2022-03-01 22:18:38 | Weblog
SNSを見ていると3/1(火)で高校を卒業した人も多いみたいですが、自分を振り返ると高校の懐かしい思い出なんてほとんどないんですよね。
高校が本当に自分に合ってなくて毎日が苦痛だたので、尾崎豊じゃないけど早く自由になりたかったんです。

やっと卒業できた時は、やったー!!自由だー!!って本当に体が軽くなったみたいなすごい解放感だったことを今でも覚えています。
寂しいとか切ないとか一切思わなかったし、今でも当時の友人達に会いたいと思うことも、懐かしく思うことはまったくありませんね!悲しいことに!

それから、3/1(火)で学生の就活解禁というニュースを見たのですが、僕は就活アレルギーみたいなところがあって、就活セミナーに行っただけで気持ち悪くなったし、就活サイトというものの存在も見るだけで嫌すぎて登録すら苦痛で出来なかった、みたいな大学生でしたね。
エントリーシートとかなんて見たこともないし、未だにどういうものか知らない、そういうレベルです。

自分が不思議だったのは、どうしてみんなが「就活」という人生のネクストステージを自然に受け止めて進んでいけるのかってことだったですよ。
いや、そんなこと無理でしょ、としか思えなかったし実際無理だった人間からすると本当に意味分からないという、これ、なかなか人に話しても伝わらないことなんですよ。

大学時代、周囲がやっていた卒論や就活を自分だけが出来ずに、それを誰に話しても理解してもらえないことは、今思い出しても人生で一番苦痛な時期だったし、だからこそ、卒業した時は、高校の時以上の凄まじい開放感でしたね。
ただまあ、就活はできなかったとはいえ、大学は友人達に恵まれて楽しかったので普通にいい思い出だし、なかなか会いに行くのは大変ですがいずれまた会いたくはありますけどね。

僕は大学生の時に不登校だったので卒論がギリギリまで書けずに、卒業できるかもかなり怪しかったのですが、相談に乗っていただいた教授から「全部を完璧にしなくてもいいから、一つずつやれることをやっていきなさい。一つ出来れば、次にやるべきことが見えてくる」という言葉をいただき、その言葉は今でも自分の中にあります。
そして、「卒業式に出なさい。それはあなたにとって大切な日になる」みたいなことを言われて、それで実際に卒業式に出られたら楽しくていい思い出ができたので、教授には本当に感謝ですね。

そして、何度も話していることですが、僕が卒論が書けずに引きこもり自殺すらしたくなっていた時に、2月14日に與那覇くんが「チョコレイト・ディスコ」を歌いながら家に上がり込み、「ちひろ!一緒に鉄道員見ようぜ」と言ってくれたのもいい思い出ですね。
ちなみに與那覇くんは尾崎豊が好きで、僕が寝ている家に勝手に上がり込んで、僕の持っていたラジカセで持参したCDで尾崎豊の曲を流し、熱唱して帰って行ったこともあります。不思議な人でした。





せっかくなので、大学の卒業式に與那覇くんと一緒に写っている僕の写真を載せておきます。
この卒業式で與那覇くんが脱いだので、僕らの通っていた学科だけ卒業アルバムに集合写真が載らなかった…與那覇この野郎!!

そんなわけで、友人や先輩から就活の体験談を聞く機会のある就活生の人も多いと思いますが、時には就活に失敗した人や、就活が出来なかった人、就活をしないという選択をした人の話を聞くこと、ためになる話ばかりではなく変な話を聞くことも時には大切だと思う!世界を広げるという意味で!
というわけで、そういうお仕事お待ちしています!最後は宣伝!
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