舞い上がる。

日々を笑い、日々を愛す。
ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

演技力は酒の席で磨かれるのか?

2008-11-03 23:56:28 | Weblog
一昨日の土曜(11/1)に松本に出掛け、色々あってさっき帰って来ました。
11/1~3の3日間は大学の松本キャンパスでの学祭、銀嶺祭があったのです。
それはそうなんですが、松本に行った一番の理由は、土曜の夜に演劇の通し稽古があったからです。
土曜日は銀嶺祭を軽くのぞいてから、夜に稽古場に行き、舞台セットを準備して通し稽古を行いました。

通し稽古の一部始終は撮影されており、通し稽古の後で楽屋で行われた打ち入り(飲み会)にて、その映像を演劇の出演者や関係者のみなさんと一緒に見て反省会を行ったのですが・・・
いやー、アレは恥ずかしいですね!!
普段自分では気付いていなかった自分の姿が全部露見してしまうのです。
「俺こんな動きしか出来てないのか!」とか「こんな話し方じゃ台詞聞き取れないだろ!」とか「何だその気持ち悪い間は!」とか「台詞忘れてんじゃねえよ!」とか、自分にツッコミを入れたくなってしまいました。

気付いたら、画面の前で1人呻いていました。
でも、よく見ると呻いていたのは俺1人だけではなく、そこかしこから嘆き声が。
やはり、自分を客観視するのが恥ずかしいのは人間誰しも同じようです。
でも、これは今までに無いくらい勉強になったので良かったと思います。

それはそうと打ち入りは打ち入り、いつまでも落ち込まずに楽しみました!
酒の席の話題というものは転がり続けて定まらないものですが、最初は演劇の話をしていたはずがいつの間にか「韓国ドラマのベタな展開」や「しょこたんぶろぐ」などのマニアックな話題になっていき、その中で演出家さんや共演者の方から唐突に飛んでくる理不尽に受ける無茶振りにも滑ることを恐れずに強引に乗っかっていきました。

そうしたら「ネタ振りされて喜んでるってそれMだよね」とか、「その無駄な能力をもっと有意義に使えよ」とか、「てか演技もそのくらい思いっきりやれよ」とか言われてしまいました・・・
しかし、俺はこれらの言葉を賞賛の嵐と受け止め、懲りずにネタをやり続けました。

途中から人が次々と帰り始め、最終的に残った4人で雑魚寝をしたのですが、それでも俺はネタをやっていました。
その時やった主なネタは、稽古している劇の中の台詞を会話の中で強引に使う、というもので、時に台詞を勝手にアレンジしながら、ひたすらそんなコトばっかやっていました。
台詞の覚えは悪いくせに、そんな下らない事は張り切る俺は一体何なんでしょう・・・
他の皆さんの睡眠を妨害していた事だけは確かです。すみませんでした・・・
でも、普段わりと大人しめの共演者の方が突然飲み出したかと思えば、俺のネタに乗っかってきてくれた時は、仲間が出来たみたいで嬉しかったです。
きっと泥酔して冷静な判断力が失われていたのでしょう。


ただ、こんな飲み会での下らない悪ふざけが実は物凄く自分の人生に影響を与えているんじゃないか、と考えてしまうこともあります。
こんな感じで本番に向けて皆さんと楽しく芝居を頑張っていきたいと思った、そんな夜でした。



一昨日はこんな感じでした。
昨日から今日の話もしたいのですが、長くなったのでまた次の記事にでも書きますね。
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